2021年09月08日

【NAJAT声明】武力で「テロ」はなくせない?アフガニスタン20年戦争の教訓

東京の杉原浩司(武器取引反対ネットワーク:NAJAT)です。
[転送・転載歓迎/重複失礼]

まもなく、9.11米同時多発「テロ」から20年。この20年間にアメリカが世界
各地で行った「対テロ戦争」の影響で命を奪われた人は、推計で最大約92万
9000人に上ります。アメリカの戦費は、今後の帰還兵対策を含めると、約8
兆ドル(約881兆円)にも膨れ上がっています。

これだけの予算を米国や世界の公衆衛生、脱貧困、環境保護、教育などに使
っていれば、どれほど世界はましになっていたことでしょうか?

少し遅れましたが、アメリカのアスガニスタン撤退を受けて、NAJATで声明を
作りましたので、ぜひご一読ください。

米軍ドローン攻撃でアフガニスタン民間人の犠牲者数が急増
(9月8日、ニューズウィーク日本版)
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2021/09/post-97054.php

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【声明】武力で「テロ」はなくせない〜アフガニスタン20年戦争の教訓
https://kosugihara.exblog.jp/241190042/

 アメリカは20年のアフガニスタン戦争から何も学ばなかったのだろうか。

 8月30日、アフガニスタン占領軍最後の部隊がカーブル空港を後にした。そ
もそも、米軍によるアフガニスタン戦争自体が深刻な誤りであり、撤退はもっ
と早期になされるべきだった。

 今回、米軍最後の汚点は、カーブル市内で「テロリスト」のクルマを狙った
とされるドローンからの攻撃だ。子ども6人を含む一般市民の家族9人を死傷さ
せたとされる。完全撤退前日の8月29日のことである。

 ブッシュ(息子)大統領が2001年に始めた「テロとの戦い」は、最初から間
違っていた。巨大な武力で「テロ」をなくすことはできない。世界には不正・
腐敗が充満し、貧困、差別が人々の自尊心を奪い、生活を破壊する。これに抗
議する人々を権力者らが逮捕・拷問・投獄し、殺傷する。こうした事態が続く
限り「テロ」はなくならない。

 「テロ」を根絶するためには、このような社会的な病を根気強く治療してい
くほかない。当面の「テロ」への対症療法として、警察的な手法があり得ると
しても、大規模な武力行使は、逆効果でしかない。理不尽な爆撃などで、家族
や友人、隣人たちを殺された人々は、時として「復讐の鬼」となる。この中か
ら、時として、新たな「テロリスト」が生まれる。

 アメリカは、この「テロとの戦い」の緒戦で、アフガニスタンに地中貫通弾
「バンカーバスター」や核兵器に次ぐ殺傷力を持つとされる「デイジーカッタ
ー」を含む巨大な爆弾の雨を降らせた。20年間に戦費2兆2600億ドル(約247兆
円)を使い、約2500人の将兵が死亡、数万人が負傷した。アフガニスタン戦争
で殺された人々は、ある推定(米ブラウン大学ワトソン国際公共問題研究所)
で計24万3千人、うち非武装の一般市民は7万1千人という(戦場となったパキ
スタンの一部を含む)。実数はもっと多い可能性がある。しかも、アメリカを
はじめとする軍産複合体が、この地域に膨大な武器を輸出して利益を上げ、そ
れが人々の犠牲をさらに拡大させた。

 それでも、アメリカは抵抗を制圧できず、上から押し付けた「議会民主制」
は定着せず、長年育成したはずの「アフガニスタン政府軍」は、バイデン大統
領のアフガン撤退計画発表後、ほどなく「蒸発」してしまった。ブッシュが始
めた「テロとの戦い」は失敗したのだ。そして、洋上給油作戦を通じてそれに
加担した日本の責任も改めて明らかになった。

 8月29日のIS関連組織の戦闘員を狙ったとされる米軍の無人機攻撃で、新た
な市民の犠牲者が出た。アメリカはアフガニスタンからは撤退したが、2018年
から2020年までの3年間に世界の4割超にあたる85カ国・地域で「対テロ戦争」
を展開したとされる(米ブラウン大学ワトソン国際公共問題研究所)。私たち
は、あらためて強調したい。「武力で『テロ』はなくならない。武力は『テロ』
を増殖させる」「大国の武器ビジネスにつながる『国家テロ』をやめよ」。

2021年9月6日            

 武器取引反対ネットワーク(NAJAT)

<連絡先>
メール anti.arms.export@gmail.com
TEL 090-6185-4407(杉原)
ツイッター https://twitter.com/AntiArmsNAJAT/
Facebookページ https://www.facebook.com/AntiArmsNAJAT/
posted by だつげんぱつ at 19:19| 脱原発情報[情報]

2021年09月04日

【明日】パラリンピック閉会式への抗議アクション@千駄ヶ谷駅前

東京の杉原浩司(武器取引反対ネットワーク:NAJAT)です。
[転送・転載歓迎/重複失礼]

オリパラを強行し、感染爆発を引き起こした菅首相は退陣に追い込まれました。
今度は「自民党総裁選」がメディアをジャックし、自宅放置が13万人を超えて
いる惨状への対策はさらに先送りされようとしています。

こうした中、オリパラへの抗議は倦むことなく続けられてきました。明日のパ
ラリンピック閉会式への抗議行動をご案内します。ご無理のないようにご参加、
ご取材ください!

※なお、8月24日、パラリンピックの開会式抗議行動で不当逮捕されたAさんは、
10日間の勾留がつき、勾留の不当性を明らかにするために、勾留理由開示裁判
を請求。9月1日の裁判を経て、弁護士から勾留取り消し請求を出し、2日、裁
判所による勾留取り消し決定が出され、Aさんは解放されました。

みなさんのご支援に感謝!
引き続きの注目、支援を!

*救援の費用のためのカンパを集めています。すでにご支援いただいた方、
ありがとうございました。まだ少し足りないので、さらにご協力していただけ
ればと思います。

<救援カンパの送り先>
郵便振替口座 00100-3-105440 「救援連絡センター」
通信欄に「8.24パラリンピック弾圧救援」と明記ください。

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◆パラリンピック閉会式への抗議アクション@千駄ヶ谷駅前
https://bit.ly/3yFoov3

9月5日(日)19時〜20時
JR千駄ヶ谷駅前

※18時に原宿駅前から千駄ヶ谷駅に向けてオリパラ反対抗議リレーも出発し
ます。「オリパラ廃止式」も予定されています。

呼びかけ:オリンピック災害おことわり連絡会、反五輪の会

12日間にわたって強行されたパラリンピック。オリンピック期間を合わせる
と一か月以上、準備期間を合わせると数か月から一年近くにもわたって、庶
民の憩いの場である公共空間を占拠し、保健医療従事者らの感染防止や懸命
の治療行為を台無しにするエリートスポーツの国際的商業イベントが、国家
事業として行われてきた。

五輪を開催すれば、パラの期間中に制御不能の感染爆発につながることは分
かっていた。それだけをみても、警察と自衛隊という暴力装置に守られた
TOKYO2020は差別的なイベントだが、パラリンピック自体が差別的な今の社
会をより差別的なものにしている。

オリンピックのない世界のほうが人々はより解放されるだろう。
パラリンピックのない世界のほうが人々はより差別的ではなくなるだろう。

パラリンピックの閉幕式の日、わたしたちは史上最悪の五輪災害に対して、
「オリパラよりも命が大事」「オリパラは世界中のどこにもいらない」
「仲間に対する警察の暴力と弾圧を許さない」という抗議の声を最後の最後
まで上げ続ける。

18時には原宿駅前から千駄ヶ谷駅まで、オリパラへの抗議の意志をつなぐ
コーギ・リレーがスタート。オリパラ廃止式などの取り組みも行われる。

24年パリや28年ロスなど今後のオリパラを止めるアクションのスタートでも
ある。ぜひ参加を。全国全世界で声を上げ続けよう。
posted by だつげんぱつ at 21:26| 脱原発情報[情報]

【拡散歓迎】甲状腺がん「過剰診断」論撤回・検査拡充を求める申し入れ書に賛同を!

星川まり(東京・社会運動部)です。


個人・団体賛同の呼びかけを転送します。


<転送>


【拡散歓迎】甲状腺がん「過剰診断」論撤回・検査拡充を求める申し入れ書に賛同を!

皆さま

 東電福島第1原発事故から10年が経過し、被害の「見せない化」がますます進めら
れています。
 代表的な健康被害・小児甲状腺がんについても、被ばく影響を否定し、「過剰診
断」として
 検査を受ける人を減らそうとする動きが環境省がらみで強まっています。

 8月12日の検討会をふまえて、甲状腺がん「過剰診断」論撤回・検査拡充を求める
 申し入れ書の準備を進めてきましたが、本日、
 申し入れ書(普及版)の賛同署名を募る署名サイトが完成しました。
 下記から署名をお願いいたします。拡散、大歓迎です。
 https://chng.it/x5MbJKs6LB   

 第1次集約は9月30日、第2次集約は12月末日です。
 ただし、県民健康調査検討委員会などの開催状況に応じて変更する場合がありま
す。

 署名を呼びかけていただく呼びかけ人を募ります。
 呼びかけ人になっていただける方は、anti-hibaku@ab.auone-net.jp までご連絡
ください。
  申し入れ書(詳細版)5頁以降に、お名前を随時追加させていただき、
  放射線被ばくを学習する会ウェブページで公開します。 
  http://anti-hibaku.cocolog-nifty.com/blog/2021/08/post-2d3562.html  

 所属しておられる団体でも、署名を広げていただきたいと思います。
 署名の呼びかけ団体、あるいは賛同団体になっていただける団体は、
 同じくanti-hibaku@ab.auone-net.jp までご連絡ください。
  申し入れ書5頁以降に、団体名を随時追加させていただき、
  放射線被ばくを学習する会ウェブページで公開します。 
  http://anti-hibaku.cocolog-nifty.com/blog/2021/08/post-2d3562.html  

 よろしくお願いいたします。


 


申し入れ書詳細版PDFはこちら


申し入れ書普及版PDFはこちら



放射線被ばくを学習する会
    温品惇一

 

posted by だつげんぱつ at 08:28| 脱原発情報[情報]