2023年03月28日

【集まれ!参院会館前】3/28 大軍拡予算採決強行にNO!緊急座り込み&平野啓一郎さんのメッセージ

【集まれ!参院会館前】
3/28 大軍拡予算採決強行にNO!緊急座り込み&平野啓一郎さんのメッセージ
https://kosugihara.exblog.jp/241762570/

東京の杉原浩司(武器取引反対ネットワーク:NAJAT/STOP大軍拡アクション)
です。[転送・転載歓迎]

3200億円超のトマホーク導入費などを含む6兆8219億円の軍事費を盛り込んだ超
大軍拡予算案の成立が、いよいよ目前に迫りました。本日28日午前9〜12時に参
議院予算委員会で締め括り総括質疑の後、討論・採決され、14〜15時30分の本
会議に緊急上程。採決=成立が強行される流れです。

防衛力強化を盛り込んだ2023年度予算案があす成立へ(3月27日、テレ朝News)
https://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000293027.html

静かに成立させるのは主権者の恥です。最大限の抗議の声を上げましょう。
万難を排して、ご参加、ご取材をお願いします。各地でも声を上げてください。
後半の平野啓一郎さんのメッセージもぜひご一読ください。

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<新たな「安保3文書」にもとづく2023年度大軍拡予算案を批判する!>発売中!
https://kosugihara.exblog.jp/241747158/

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<緊急行動 集まれ!参議院会館前>
戦争準備の大軍拡予算採決強行にNO!  
あたらしい戦前にさせないための座り込み

武器ローン代も含め10兆円を超える大軍拡予算を含む今年度予算案が、本日28
日に参議院予算委員会と本会議で採決され、成立が強行されようとしています。
最後まで私たちの反対の意思を示したく、緊急の行動を呼びかけます。可能な
時間帯で構いませんので、ぜひご参加ください。

日時:3月28日(火)12時〜15時30分
場所:参議院議員会館前(永田町駅1番出口)

※プラカードなど持参歓迎。可能な方は椅子をご持参ください。

<呼びかけ>
ふぇみん婦人民主クラブ TEL 03-3402-3244
STOP大軍拡アクション TEL 090-6185-4407
STOP改憲・北区の会 TEL 090-1266-8645

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<参考>
※ご報告が大幅に遅くなりましたが、「ミサイルではなく暮らしを! 大軍拡予
算組み替えを求める3.3院内集会」(主催:STOP大軍拡アクション、協力:平和
を求め軍拡を許さない女たちの会)で読み上げ、ご紹介した平野啓一郎さん
(作家)のメッセージです。
https://kosugihara.exblog.jp/241744354/

  ↓   ↓   ↓

憲法の平和主義の原則堅持を求める。
 
 政府は昨年末、所謂「安保3文書」によって、防衛費を5年間で総額43兆円まで
激増させ、憲法の専守防衛の基本原則に反する敵基地攻撃能力の保有を閣議決定
した。首相自らが、戦後の安保政策の大転換と主張しているが、にも拘わらず、
安倍政権以来の国会軽視は相変わらずで、立憲主義、国民主権は深刻な危機に瀕
している。各メディアが、この決定に至る防衛省内の検討会議の議事録を情報公
開請求したが、これも例によって黒塗りだった。
 首相は、昨年十二月十六日に、この安保3文書の閣議決定について記者会見を
行ったが、それは、日本の国防に関して、日米安全保障条約に一切触れることな
く、あたかも完全な自主防衛路線に舵を切ったかのような、極めて欺瞞的な内容
だった。
 賛否はあるにせよ、日本の安全保障政策は、日米安保条約に基づき、従来は専
守防衛の日本が「盾」であり、他国への攻撃はアメリカが「矛」として担うとさ
れてきた。在日米軍基地の存在を許容する唯一の理由がこれであったはずである。
 ところが、安倍政権以来、この前提は覆され、アメリカは日本に「矛」の役割
まで要求するようになっている。実質的な改憲であり、従って違憲である集団的
自衛権の行使容認の閣議決定から、今回の安保3文書に至るまで、日本政府が行
ってきたことは、中国に対して軍事的に優位に立とうとするアメリカの戦略への
完全な従属である。
 もし日本に中国からミサイルが飛んでくるとするならば、台湾問題以外になく、
標的は在日米軍基地である。更に日本が参戦すれば、それを理由に攻撃を受ける
こととなり、戦争は泥沼化する。一度戦争となれば、それを終わらせることがど
れほど困難かは、ロシア・ウクライナ戦争然り、火を見るよりも明らかである。
 他方、北朝鮮の核保有・ミサイル開発にせよ、それこそは、体制転覆のために
は軍事介入も辞さないアメリカの脅威に対する防衛戦略であり、決して賛同は出
来ないが、完全な安全保障のジレンマに陥っている。こうなると、日本にとって、
日米安保条約とは一体何なのか? そのリスクとメリットについての真面目な議
論が一切ない。
 十二月の記者会見で、首相は確かに、「外交的努力」の重要性を述べた。しか
し、聞き捨てならないのは、その直後に、「外交には裏づけとなる防衛力が必要」
とし、「防衛力の強化は外交に於ける説得力に繋がる」と訴えている点である。
この恐るべき短絡が、現政権の外交観である。外交には言うまでもなく、国際法
・国際関係・経済・文化・歴史的背景、人的交流、……と様々な要素が備わって
いる。その多様な要素が生かされれば生かされるほど、平和的共存のために一般
市民の参加の余地が開かれてゆく。しかし、軍事一辺倒となると、戦争のリスク
は政権に極端に集中する。
 この十年来の日本ほど、周辺諸国と関係を悪化させ、それを修復できない国も
珍しいが、その外交の失敗を、言うに事欠いて防衛力による「裏づけ」の欠如の
せいにするとは、言語道断である。政治家としての資質が問われるが、このよう
な理屈を、外務省の官僚は本当に納得しているのであろうか?
 そもそも、今回の防衛方針の転換によって、中国や北朝鮮といかなる外交が可
能になるのか、具体的展望は一切ない。当然だろう。まず、中国に対し、日本一
国の防衛力強化が十分な抑止力になるという根拠がない。従って、両国間の緊張
こそ増すものの、この結果により、中国と建設的な外交交渉が始まるという見込
みは何もない。戦力比較のみならず、日本は経済的にも中国に深く依存している。
30%台の食糧自給率については既に報じられているが、戦争となれば、経済制裁
を科しても科されても、先に干上がるのは、間違いなく日本である。
 他方、日米同盟ありきの防衛費増額と言うならば、中国が、アメリカ政府の小
さな支店のような日本政府と交渉する意味はない。つまり、日本は肝心の外交に
於いて、リスクの分散を図る、独自の多極的な選択の可能性を著しく低下させて
いるのである。
 日本が経済的にも文化的にも重要な国であり続け、平和主義を貫き、周辺諸国
と密接な利害関係を有しているならば、何故、戦争をする必要があるだろうか?
 政府は、日本がこれまで「平和国家」、経済大国として得てきた安全保障上の
利益を無視し、国内の経済政策に失敗し続けながら、ひたすら貧しい軍事大国へ
の道を突き進んでいる。
 対テロ戦争時、日本は国内でのテロを経験することなかったが、現役の防衛大
臣が防衛装備移転三原則の見直しに言及し、貧すれば鈍する式に、政府与党が軍
需産業振興に力を入れようとしている以上、将来、日本製の武器で大量の殺戮が
行われ、結果として国内でもテロを招いてしまうリスクがある。日本は倫理的に、
現実的に、本当にそのような国になって良いのか?
 安倍政権以降、安全保障政策とは、専ら「味方」作りを意味し、結果、対立は
煽られる一方だった。しかし、真の外交とは、利害関係が一致しない国とこそ交
渉を重ねることである。アメリカとの完全な軍事的一体化に国防を託すなどとい
うのは、政治的怠惰と無思慮の極みであり、そもそも国防でさえなく、日本の未
来の可能性を押し潰す愚行である。
 安倍政権時代の違憲の集団的自衛権行使容認にまで遡り、安保法制を見直し、
ここに至った極端な安全保障政策を今こそ見直すべきである。
 平和は外交によってしか実現され得ない。この事実を、文字通り、実行しなけ
ればならない。

 平野啓一郎
posted by だつげんぱつ at 00:40| 脱原発情報[情報]

2023年03月26日

3/27(月)原子力教育・放射線教育に関する政府交渉 詳細

星川まり(東京・社会運動部)です。


放射線副読本ニュースを転送します。


緑の党も賛同した政府交渉、来週月曜日です。


 


<転送>


放射線副読本ニュースを送ります。


          地球救出アクション97稲岡美奈子 minako-i@estate.ocn.ne.jp


交渉に出席できる人は、まだ、出席可能ですのでご参加お願いします。


できれば事前にお申し込みください。メール・電話で090−7090−1857稲岡


場所は、参議院会館B108会議室


 


放射線副読本反対ニュース2023年3月25日


地球救出アクション97稲岡美奈子 minako-i@estate.ocn.ne.jp


 


 原子力教育・放射線教育に関する政府交渉が迫りました。質問書への団体賛同ありがとうございます。30団体を超えました。さようなら原発全国集会での応援もありがとうございました。GXのパンフもたくさんの人に買っていただきました。


国会はGX推進法案が最初の山場に


 この間、GX推進法案が衆議院産業経済委員会に出され、3月29日に決定との情報もあります。岸田内閣は5月のG7までに国会を通すつもりかもしれません。反対の運動も大きくなり、28日夕方にも集会がもたれることになっています。原発推進に絞った束ね法案の方も衆議院に出されていますが、成り行きはまだ分かりません。


原子力委員会と文科省との交渉はタイムリーに


 このような中で、原子力委員会と話し合う段取りとなり、「原子力を使うべきかどうかから問題にせよ。国民市民の意見を聞け」と迫りたいと思います。


 文科省には、「原子力教育を子どもに押しつけることが許されるのか。復興予算を使った放射線副読本は原子力教育だったのか。福島のためではなかったのか」と追及したいと思います。


 政府側の出席者が多く、課長級の出席もあり、しっかり追及したいと思います。まだ、出席可能ですのでご参加お願いします。できれば事前にお申し込みください。メール・電話で090−7090−1857稲岡


ユープラン三輪さんのYouTubeを後で見ることもできます。28日にアドレスをお知らせ


3/27の時間 福島みずほ議員のご紹介 玄関ロビーで10分前から入館証をお渡しします。


13:00打合せ 参議院会館B108会議室


13:30原子力委員会


14:00休憩


14:30文科省


16:00まとめ、交流会


16:30終了


政府側出席者


原子力委員会


  内閣府 科学技術・イノベーション推進事務局


         参事官(原子力担当)   進藤 和橙


         参事官付主査       松井 信衛


 


文科省


  初等中等教育局教育課程課 専門職      麻田 卓哉


  初等中等教育局教育課程課 教育課程総括係長 齋藤 紫乃


  初等中等教育局教科書課 教科書検定調査専門官 池田 真信


  研究開発局環境エネルギー課 課長補佐     田村 嘉章


  研究開発局原子力課立地地域対策室長      酒匂 義弘


  研究開発局原子力課立地地域対策室専門官    高橋 大吾


  総合教育政策局男女共同参画共生社会学習・安全課


   消費者教育推進係長(併)環境教育推進係長    松尾 雄樹


  スポーツ庁政策課企画調整室学校体育指導係


(併)保健教育係係長              岸 洋平

posted by だつげんぱつ at 09:27| 脱原発情報[情報]

<本日>【イスラエル・アパルトヘイト週間2023】武器貿易から考えるパレスチナとアジアの平和

東京の杉原浩司(武器取引反対ネットワーク:NAJAT/STOP大軍拡アクション)
です。[転送・転載歓迎/重複失礼]

もう本日になりますが、26日夜に以下の企画でオンライン講演します。
よろしければご視聴ください。

<午後はこちらで↓>
【講演会】〈小金井〉
提言「 #戦争ではなく平和の準備を 」が問いかけるもの
3月26日(日)14時〜16時
市民会館萌え木ホール(商工会館3階)
※JR中央線武蔵小金井駅南口徒歩7分
お話 杉原浩司さん(平和構想提言会議メンバー)
参加費 500円
主催 こがねいピースアクション2015実行委員会

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【イスラエル・アパルトヘイト週間2023】
武器貿易から考えるパレスチナとアジアの平和
https://fb.me/e/XVZzNbPJ

日時:3月26日(日) 午後8時〜9時30分
講師:杉原浩司さん(武器取引反対ネットワーク/NAJAT代表)


https://bit.ly/3K3Ca3A
パスコード:974000

※事前申込は必要ありません。当日、開始時間に上記リンクよりご入室ください。

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今月(2023年3月)、千葉・幕張メッセで史上空前規模の武器見本市「DSEI
Japan」が開催され、イスラエルから14もの企業が参加しました。

イスラエルの軍需・セキュリティ企業はパレスチナ人に対する「実地経験」を
売り文句としています。日本とイスラエルの武器取引や軍事協力の強化は、国
際法違反のアパルトヘイト・ビジネスに日本の市場を開くものです。

BDS Japan Bulletin(BJB)では、今、世界中で開催されている「イスラエル・
アパルトヘイト週間」の一環として、武器取引反対の市民運動を地道に続けて
こられている杉原浩司さんをお招きし、日本の軍事化が、イスラエルのアパル
トヘイト政策といかに関係しているのか、そのことに対して日本の市民社会が
どのように対抗できるのかについてお話を伺いたいと思います。

主催:BDS Japan Bulletin(@BDSJapan)
posted by だつげんぱつ at 02:15| 脱原発情報[情報]