2017年09月22日

新刊『亡国の武器輸出』が出版されました!

東京の杉原浩司(武器輸出反対ネットワーク:NAJAT)です。
[転送・転載歓迎]

9月15日、『亡国の武器輸出〜防衛装備移転三原則は何をもたらすか』
(合同出版)が刊行されました。私も池内了さん、青井未帆さんと共に編
者を務めました。編者を含む15人が執筆しています。

2014年4月1日の「武器輸出三原則」撤廃から約3年半。武器の共同開発が
進展する一方で、武器本体の輸出商戦での敗北が続き、自民党からは早く
も「新三原則の見直し」を求める声があがっています。軍学共同について
も、日本学術会議による新声明を受けて、防衛省の軍事研究推進制度への
大学の応募に歯止めがかかる一方で、公的研究機関や企業の応募、採択が
増加し、「軍産連携」先行の流れが見えてきています。

前著『武器輸出大国ニッポンでいいのか』(共著、あけび書房)発刊から
1年。「軍産学複合体」づくりが分岐点に差しかかっている中での、タイ
ムリーな出版になったと思います。現状分析にとどまらず、歴史的経緯や
国際的視点、現場で起きている事態を踏まえることを通して、問題に多角
的に迫りました。多彩な執筆者がそれぞれの持ち味を活かして、意義ある
共同作業を行うことができたと自負しています。

朝鮮半島「危機」に乗じた武器貿易の拡大を見ても、「軍産学複合体」と
いう視座の重要性を改めて感じます。日本を後戻りのきかない「死の商人
国家」「戦争を欲する国」にしないために、本書が役立てば幸いです。
そして、本書のメッセージがより多くの人々に届くために、ぜひご紹介い
ただければありがたいです。どうぞよろしくお願いします。

◆まずはご一読ください。ぜひ、ご感想をお知らせください。
◆図書館にリクエストしてください。
◆ツイッター、フェイスブック、ブログ、メール、口コミ等でご紹介ください。
◆勉強会のテキストとしてご活用ください。
◆編者、執筆者を勉強会、講演会などの講師にお呼びください。
◆アマゾンなどにカスタマーレビューを書いてください。

※編者3人が講演する集会も行います。ぜひ予定に入れておいてください!
<亡国の武器輸出〜日本版「軍産学複合体」の今 NAJAT 11.15集会>
11月15日(水) 18時30分〜21時、文京区民センター3A(春日駅、後楽園駅)
講師:池内了さん、青井未帆さん、杉原浩司
資料代:800円
主催:武器輸出反対ネットワーク(NAJAT)

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★亡国の武器輸出――防衛装備移転三原則は何をもたらすか
(池内了+青井未帆+杉原浩司 編、合同出版、1650円+税)
http://www.godo-shuppan.co.jp/products/detail.php?product_id=555

チラシはこちらから
http://www.godo-shuppan.co.jp/img/1307chirashi.pdf

アマゾン
https://t.co/RCt5HeD5mN

◆戦後70年「戦争をしない国」を築き上げてきた日本。政府も「武器輸出
禁止三原則」を「平和国家であること」の基本原則と宣言してきた。
ところが『防衛装備移転三原則』により軍需産業強化の政策を進められ、
軍産学複合体が動き出している。
「武器輸出大国」への進行を食い止めるため、いま、何をなすべきか!

◆軍が海外で武力を行使し、産業が武器製造に依存し、学術が武器開発に
従属するとき、日本社会は崩壊する!!

<目次>
読者のみなさんへ(青井未帆)

第1部 武器輸出禁止から武器輸出国に変容する日本
1 武器輸出三原則はどのように成立し、どのように骨抜きされていったか
 (前田哲男)
2 憲法9条の具現化として武器輸出三原則はあった(青井未帆)
3 「防衛装備庁」が武器輸出の旗振り役として発足した(望月衣塑子)
4 新ODA大綱の下で、軍事支援ができるようになった(高橋清貴)

第2部 世界の武器輸出入と武器ビジネスのしくみ
5 アジア地域で急拡大する武器取引(田巻一彦)
6 世界の武器が中東に流れ込む――軍需産業の「成長市場」で起きていること(杉原浩司)
7 国・軍需企業で何が起きているのか(望月衣塑子)
8 東芝と軍事ビジネス(海老根弘光)
9 復活する軍需利権フィクサーたち――構造化する天下りと汚職(田中稔)

第3部 軍学共同から軍産学複合体に向かう日本
10 「軍学共同」は「軍産複合体」の前哨戦である(西川純子)
11 なぜ、研究者は軍学共同に加担するのか(池内了)
12 大学が軍事、武器開発に関わらないという原点に戻るために(赤井純治)
13 AIに支配されるオートノマス兵器の開発(小金澤鋼一)
14 宇宙軍拡に駆り出される研究者たち(多羅尾光徳・浜田盛久)
15 大国の武器で命を奪われる中東の子どもたち(佐藤真紀)
16 戦争を欲する日本版「軍産学複合体」を作らせないために(杉原浩司)

武器輸出関連年表
参考になる本
執筆者紹介

<作者紹介>
【編者】
池内 了(いけうち・さとる)
名古屋大学・総合研究大学院大学名誉教授。宇宙物理学・宇宙論、科学・
技術・社会論専攻。『科学者と戦争』(岩波新書、2016)、『ねえ君、不
思議だと思いませんか?』(而立書房、2016)など。

青井未帆(あおい・みほ)
学習院大学大学院法務研究科教授。憲法学専攻。『憲法と政治』(岩波新
書、2016)、『憲法を守るのは誰か』(幻冬舎ルネッサンス新書、2013)
など。

杉原浩司(すぎはら・こうじ)
1965年生まれ。武器輸出反対ネットワーク(NAJAT)代表。軍学共同反対
連絡会などに参加。『武器輸出大国ニッポンでいいのか』(共著、あけび
書房、2016)、『宇宙開発戦争』(ヘレン・カルディコット他著、作品社、
2009)に「日本語版解説」を執筆。

【執筆者一覧】 
赤井純治(あかい・じゅんじ) 新潟大学名誉教授
海老根弘光(えびね・ひろみつ) 元東芝組合員
小金澤鋼一(こがねざわ・こういち) 東海大学教授
佐藤真紀(さとう・まき) 日本イラク医療支援ネットワーク[JIM-NET]事務局長
高橋清貴(たかはし・きよたか) 恵泉女学園大学教授
田中 稔(たなか・みのる) ジャーナリスト
田巻一彦(たまき・かずひこ) ピースデポ
多羅尾光徳(たらお・みつのり) 東京農工大学准教授
西川純子(にしかわ・じゅんこ) 獨協大学名誉教授
浜田盛久(はまだ・もりひさ) 海洋研究開発機構研究員
前田哲男(まえだ・てつお) ジャーナリスト
望月衣塑子(もちづき・いそこ) 東京新聞記者

※ご執筆ありがとうございました。
posted by だつげんぱつ at 23:30| 脱原発情報[情報]

新外交イニシアティブ記事とMOX輸送高浜原発に抗議声明(市民団体)

21616332_1490768840960552_5199824881669158274_n-1.jpg星川です。
フェイスブックの「新外交イニシアティブ」ページから、
前メールと同じ記事ですが読みやすいかと思うので添付します。
FBページに報告がありますが、1日目で手応えが十分感じられている様子。
9/19付の「9/11の報告」をご覧ください。
https://www.facebook.com/NewDiplomacyInitiative/

フェイスブックにアクセスできない方はブログに転載させてもらいましたのでこちらを。
https://ameblo.jp/datsugenpatsu1208/entry-12312299840.html

また、フランスからのMOX燃料が高浜原発に到着したことを受けて、
原子力資料情報室とグリーンアクション&美浜の会の抗議声明が発信されました。

CNIC
http://www.cnic.jp/7670
グリーンアクション・美浜の会
http://greenaction-japan.org/jp/wp-content/uploads/2017/09/170921_MOX-statement.pdf
posted by だつげんぱつ at 16:54| 脱原発情報[情報]

【京都】土井敏邦監督「ヘブロン」特別上映&アミラ・ハスさん講演会

東京の杉原浩司です。[転送・転載歓迎]

明日9月23日、京都でアミラ・ハスさんの講演会が行われます。岡真理さ
んのメールを転送します。

私も東京でアミラ・ハスさんのお話をうかがい、土井敏邦さんの新作映画
『ヘブロン 50年目の占領』ダイジェスト版も見ることができました。京
都をはじめ、関西の皆さんに、この機会を逃さず、ぜひご参加いただきた
いと思います。

---------------- 以下、転送 -----------------

みなさま、
京都の岡真理です。

すでにお知らせいたしましたように、イスラエルによる「占領」とペンで
闘うユダヤ人ジャーナリスト、アミラ・ハスさんの講演会を今週、23日
の土曜日、京大で開催いたします。

ハスさんの講演に先立ちまして、同日、同じ会場で、土井敏邦監督のドキ
ュメンタリー映画「ヘブロン 50年目の占領」(1時間バージョン)を
11:00より特別上映いたします。

東京ではすでに、17日(日)と18日(月)、ハスさんの講演会が東大
で開催され、わたくしも17日の講演会に参加してまいりました。

17日の東大講演会では、ハスさんの講演に先立ち、土井敏邦監督が現在、
製作中の映画「ヘブロン 50年目の占領」(完成版は2時間を予定)を
今回の講演会用に特別編集した1時間バージョンが上映されました。

西岸最大の都市ヘブロンを舞台に、50年目を迎えた占領の暴力とはいかな
るものなのか、映像と証言で綴った作品です。

ハスさんがジャーナリストとして書き続ける、その原動力となっているの
は「怒り」だといいます。映画「ヘブロン」で描かれているのは占領の暴
力の一端ですが、しかし、それが人間の尊厳を愚弄し、人間の怒りを掻き
立てずにはおかないものであることを、観る者に端的に教えてくれます。

ハスさんのお話をより十全に理解していただくためにも、また、50年を
迎えた西岸・ガザの占領の実態をより良く知っていただくためにも、この
映画の上映は不可欠と思い、土井監督に特別にご許可いただきまして、京
大でも、ハスさんの講演に先立ち、上映することにいたしました。

ハスさんの講演会は、12:30開場の13:00開演ですが、11:00
から同じ会場で、講演会第1部として、本作を上映いたします(10:45
開場)。

この機会に、ひとりでも多くのみなさんにご覧いただければ幸いです。

以下、プログラム最新版です(転送・転載歓迎)

■■□===============================================
アミラ・ハス氏講演会
 《占領》と闘うーージャーナリストとして、人間として
================================================□■■

日時:2017年9月23日(土) 11:00〜17:00(開場:10:45)

会場:京都大学 吉田南キャンパス 吉田南総合館
南棟 地下01講義室(定員154名)
https://www.h.kyoto-u.ac.jp/access/#02

入場無料、事前申し込み不要、車椅子OK

講演言語:英語(日本語通訳あり)

●プログラム
第1部 土井敏邦監督「ヘブロン」(1時間バージョン)上映
10:45 開場
11:00 開映
12:15 第1部終了

第2部 アミラ・ハスさん講演会
12:30 開場
13:00 開演 主催者挨拶
13:10 アミラ・ハスさん紹介(土井敏邦氏)
13:30 アミラ・ハスさん講演
15:20 休憩
15:35 質疑応答
16:50 閉会の辞
17:00 終了 

*クラウドファンディングのパトロンの方で、チケットをお持ち頂いた方
には粗品を用意しております。係の者にお声がけください。

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アミラ・ハス(Amira Hass)さんについて
1956年、エルサレム生まれ。ホロコースト・サヴァイヴァーを両親にもつ。
イスラエルの有力紙『ハアレツ』の占領地特派員として、1993年からガザ
地区に、1997年からはヨルダン川西岸地区に住み、占領下から報道を続け
る。その報道は国際的に高く評価され、2003年に「国際ギレルモ・カノ世
界報道自由賞」、2004年に「アンナ・リンド人権賞」、2009年に「国境な
き報道者賞」など、さまざまな賞を受賞、イギリスのNGO「武力への行動」
(Action on Armed Violence)が2013年に公表した「世界で最も影響力の
ある武力報道のジャーナリスト100人」の一人にも選ばれている。
https://aoav.org.uk/2013/100-influential-journalists/ 〉。
日本語では、『パレスチナから報告します――占領地の住民となって』
(くぼたのぞみ訳、筑摩書房、2005年)が刊行されている。
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参考:土井敏邦「なぜ今、アミラ・ハス氏を招聘するのか」
http://doi-toshikuni.net/j/column/20170908.html

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主催:京都大学大学院 人間・環境学研究科 岡 真理研究室
共催:京都大学大学院 人間・環境学研究科 学際教育研究部
   アミラ・ハス氏来日実行委員会
問合せ:PJ21kyoto@gmail.com
doitoshikuni[at]mail.goo.ne.jp *[at]を@に変更下さい
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以上
 
posted by だつげんぱつ at 16:05| 脱原発情報[情報]