星川まり(東京・社会運動部)です。
東京都内の問題ではありますが、環境省は全国規模で福島の汚染土を再生利用する方針のようです。
<転送>
みなさま
「新宿御苑での実証事業は中止になったのか?問題」について
12/1の環境省ヒアリングで明らかになった大きな問題を
ご報告します。
■経緯
ここ数日、新宿御苑での実証事業は中止になったとの情報が流れ、
世話人会としても確認作業に追われました。
東京新聞11/28朝刊でも関連記事が掲載されました。
発端は、新宿区環境対策課が、環境省から新宿区へ発出された「11/21付文書」及び
「スケジュール(案)」(添付ファイルご参照)をもって新宿御苑での実証事業は中止に
なったと解釈し、関係区議会議員に情報を伝えたことによります。
その情報が当会の世話人にも伝わってきましたが、当該文書を読んでも「中止」とは読み取れな
かったため、環境省に直接確認すべく、12/1、共産党国会議員の主催で行われた環境省ヒアリング
に参加しましたのでご報告します。
■環境省の説明
・スケジュール表には現在決まっていることだけを書いたのであって、新宿御苑の実証事業が
なくなったわけではない。
・再生利用の本格化に向けて、IAEAの意見も踏まえ、ガイドラインを作成しているところである。
・その過程で新宿御苑での実証事業、まずは住民説明会の時期を検討していく。
■見えてきた大きな問題
その上で、こちらサイドからの再三の質問・抗議を受けて以下のような筋の通らない発言が出てきました。
・ガイドライン完成後、パブコメを実施し、再生利用が本格化しても新宿御苑で実証事業を
やり、多くの方に見てもらう場とし、理解醸成することも考えられる。
・ガイドラインができてもすぐに再生利用を本格化できるわけでもない。安全性の確認は福島で
やっているし、2025年になってからでも理解醸成を目的に新宿御苑でおこなうこともあり得る。
⇒「それは新宿御苑に最終処分するという意味か?」というこちらからの問いには
期間はわからないとの答えでした。
■結局、実証事業の中止かどうか?よりもっと大きな問題が明らかに。
そもそも環境省にとって、新宿御苑での「実証事業」の目的は安全性の確認などでは全くなく、
再生利用の本格化に向けた地域住民の「理解醸成」であり、そのためなら、省令・ガイドラインが完成し、
パブコメを終えてからでも汚染土持ち込みを考えていることが明らかになりました。
また、このように目的や手続き方法をあいまいにし、都合よく解釈しなおすというやり方も非常に
大きな問題です。
(文責:伏屋)
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NPO法人 新宿代々木市民測定所
新宿御苑への放射能汚染土持ち込みに反対する会・世話人
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