2022年05月15日

放射線副読本ニュース 5/11政府交渉報告

放射線副読本反対ニュース20220512.docx
要望書提出用.docx

星川まり(東京・社会運動部)です。


5/11に実施された放射線副読本問題政府交渉の報告が届きました。


添付は容量オーバーになるので、以下にアップしてあります。


交渉は驚くべき内容でした。


特に5では、汚染水海洋放出は正式な機関の決定ではないことが判明しました。


 


*要望書提出用


https://docs.google.com/document/d/1rYn3NMy1XvbO7Icxii_ictTwszmr5ecB/edit?usp=sharing&ouid=105299125320305751850&rtpof=true&sd=true 


*政府との討論の論点20220511


https://docs.google.com/document/d/1JbU-ljcmr0PTvB6a_ucBcksEneHzY0VO/edit?usp=sharing&ouid=105299125320305751850&rtpof=true&sd=true


 


 


<転送>

件名: 放射線副読本ニュース



みなさま


放射線副読本ニュースを送ります。


 


放射線副読本反対ニュース 2022.05.12


地球救出アクション97 稲岡美奈子 minako-i@estate.ocn.ne.jp


 


 511日、放射線副読本とチラシ政府交渉の速報です。


1YouTube配信 もうアップされています。ユープラン三輪祐児さんに感謝です。


https://www.youtube.com/watch?v=mbl5h8bBAgc


 


2,交渉は、日程が厳しくバタバタでした、現地参加(30)ZOOM参加(20人くらい?)の皆さま不行き届きお許しください! 最後のご挨拶、まとめもできませんでした。すみません。何とか設定してくださった福島瑞穂事務所に感謝です。


 


31430打ち合わせ ここで説明したメモを添付します。政府側出席者名が最後にあります。


 要望書は文科省、内閣府、経産省、復興省、(環境省も)に項目を読み上げて渡すことができました。賛同団体は55団体でした(添付します)。後で連絡いただいた団体については、追加で提出します。連休で検討できなかった団体の賛同をお願いします。


 


41500 文科省、内閣府(環境省) 16001500 経産省、復興庁


 内閣府は、環境省をよこして、欠席しました。全くひどい対応だと思います。環境省は、放射線に関する政府統一見解(環境省担当)が副読本のWeb紹介に入っているので出席するように内閣府から言われて出席したとのことでした。当然内閣府からも出席者があるものと思っていたそうです。


 


5,汚染水海洋放出の決定はただ1つ「基本方針」だけ。「閣議決定」でもない


 「廃炉・汚染水・処理水対策関係閣僚等会議」の「多核種除去設備等処理水の処分に関する基本方針」2021413(以下、「基本方針」)が、政府が海洋放出を決定した唯一の「決定」であると確認しました。この会議は「閣議」ではなく、何の権限もないもののようです。つまり、安倍・菅政権が決めたということです。しかも、この会議に出席させられた大臣は決定を尊重し、実行しなければならないと厳しく縛られています。


 文科省は、「閣議決定ではない」というところははっきり回答してくれました。「閣議決定ではないが、関係閣僚等会議の一員なので政府の決定に従うことは文科省として当然とのこと。


 「基本方針」に続く、824日の「ALPS処理水の処分に伴い当面の対策の取りまとめ」(ここに、放射線副読本とチラシの配布がはいっている)に対しても、同様に従うとのことです。


 これらの文書を作成したのは、チラシを作った経産省・資源エネルギー庁の「原子力発電所事故収束対応室」であることも分かりました。つまり、経産省主導で行われたということです。


 正式な機関による決定ではないので、岸田総理がとりあえず、保留にして考え直すことも可能ではないかと考えられます。


経産省の審議会「ALPS小委員会」は、海洋放出の決定の提案(多分、何人かの委員が反対して)を出していないのです。


 


6,放射線副読本の海洋放出に関わる記述についての討論


 参加者からたくさんの厳しい意見が出されました。結局、回答したのは経産省「対策室」広報担当で、「基本方針」の内容を全部しゃべるというものでした(途中で止めてもらいました)


・「希釈して放出は許されるのか」「安全性は誰が証明したのか」には、規制基準に従っているので安全。


・「トリチウムの危険性をなぜ書いてないのか」には「スペースの関係で書けず、チラシを入れた」


・「科学的根拠や事実」とは「ALPS小委員会報告書に専門家が提言している」


文科省がしっかり答えてくれたのは、副読本のあいまいな記述、「・・不安から生じる風評を心配する声もあります」の「風評」は世間が起こす、「心配する」のは住民・漁民であると言うことでした。初めから書くべきです。


 


7,放射線副読本を普及させるという「出前授業」と「教員研修」について


 2021年度実績、出前授業139回、教員研修26回、すべて、「日本科学技術振興財団」に委託。入札による、金額は3,300万円。


 


7,チラシ


 文科省は、チラシ2枚と事務連絡を放射線副読本の箱に入れて学校に送付することは了承していたが、チラシ、事務連絡の内容には関与していない。後で、全国の教育委員会から教育委員会を通さなかったことに改善要求の連絡が数件あった。


 経産省、復興庁によると、中高は2つのチラシを、小は経産省のチラシのみを入れ、事務連絡も少し変えた。


 経産省は、事故収束対応室が内容も業者委託せず、事故収束対応室で作り、「広報予算」から支出し、費用は数百万円、チラシは福島県のイベントなどでもまいた。


復興庁は、外部委託して作成、内容はチェックした。令和2年度「放射線等に関する発信事業(3億円超の予算)の一部として支出。イベントなどでも使った。


 内容の誤りについて、会場からたくさんの発言があったが、「風評払拭のチラシとして問題ないでしょう」と信じているような発言でした。


例えば、ALPS処理水を食べても飲んでも害がないような図(両者にある)は嘘ではないかに、「ちょっと誤解を生じるかもしれないけど問題にするほどではない」という。


チラシの「環境や生物が汚染されるといった事実と違う認識が」は、「汚染は事実だろう」に対して、「悪影響がないという意味だ」と反論。


 


 主なところだけ、とりあえずの報告です。参加しての、ご意見、ご感想もお寄せください。もう一度、よく相談して、まとめを行い、これからの取り組みを考えます。


 



posted by だつげんぱつ at 14:23| 脱原発情報[情報]