星川まり(東京・社会運動部)です。
モーリシャスの海で起きた日本船の重油流出事故から1ヶ月が経ち、生き物への影響が報道されています。
8月25日、グリーンピースが署名運動を始めました。是非皆さん、ご参加ください。
<グリーンピース>
かけがえのないモーリシャスの美しい海
そこに暮らす人々と全ての生きものの命を守るために、商船三井と長鋪汽船に、被害を十分に補償し、二度と事故を繰り返さないよう、化石燃料から早急に撤退することを求めて署名してください。
集まった署名は、商船三井と長鋪汽船に提出する予定です。 グリーンピースは、こうした行動についての話し合いの場として、商船三井に面会を求めています。
船を手配した株式会社商船三井と、船主の長鋪汽船株式会社に対し、事故当事者の企業として、悲劇を二度と繰り返さないように、謝罪だけでなく前進することを求める緊急のオンライン署名を開始!
皆さんの<署名&シェア>で両社に多くの声を届けましょう!
<参照>
モーリシャス沖での商船三井運航の貨物船座礁・重油流出事故で、環境NGOのグリーンピースが汚染者負担原則に基づく補償や化石燃料からの撤退等を求め、緊急オンライン署名行動(RIEF)2020-08-25
https://mainichi.jp/articles/20200826/k00/00m/030/292000c
モーリシャスの海岸にイルカ14頭の死骸 重油流出事故との関連調査
モーリシャス政府当局は26日、日本の貨物船が引き起こした重油流出事故の現場から10〜15キロほど離れた海岸で、イルカ14頭が打ち上げられて死んでいるのが見つかったと明らかにした。専門家が解剖し、事故との関連を慎重に調べている。
地元記者は「この海岸近くで複数のイルカが死んでいるのが見つかるのは、極めて珍しい」と語った。
国連が衛星データを基に行った分析によると、油は約30キロに及ぶ海岸に漂着したと推定されている。多様な生物が被害を受け危機的な状況にあるとして、モーリシャス政府は7日に「環境緊急事態」を宣言した。(共同)https://mainichi.jp/articles/20200826/k00/00m/030/292000c