星川まり(東京・社会運動部)です。
1月に起きた東シナ海の衝突事故で炎上した重油タンカーの、その後の事故影響について。
議員やジャーナリストなどお知り合いがいらっしゃる方は情報共有をお願いします。
当局の適切な対応を求められているのですが、今の所不明です。
グリーンピースジャパンの現場検証と報告
http://www.greenpeace.org/japan/Global/japan/pdf/Factsheet_oiltanker.pdf
www.greenpeace.org
greenpeace.org
このPDFがアップしているページはグリーンピースジャパンサイトの
2018/01/24 グリーンピース声明:石油タンカー事故の影響の大きさは予測不可能
http://www.greenpeace.org/japan/ja/news/press/2018/pr20180124/
2/1もうじき日本の海が死ぬ :
「史上最悪の原油流出」が日本の海域を直撃する予測が英国海洋センターより発令。
3ヶ月以内に九州から東北までの全海域が汚染される可能性
https://indeep.jp/worst-oil-spill-will-hit-japan-soon/
1/31日本沿岸の環境汚染は深刻 タンカー油流出、海外から対応のまずさを指摘する声
https://newsphere.jp/national/20180131-2/
1/29タンカーが東シナ海に沈没し油が流出 日本への影響は?
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180129-00010001-bfj-soci
1/16衝突タンカーが日本EEZ内で沈没、原油流出が生態系に影響も
https://jp.reuters.com/article/oil-tanker-marine-ecosystem-idJPKBN1F509F
1/12【地図】 上海沖で衝突し火災を起こしたタンカー「SANCHI」号、東シナ海を南東へ、日本の方へ漂流中。
http://pelicanmemo.hatenablog.com/entry/2018/01/12/123000
ちなみに、1/31現在、九州と沖縄の間の「宝島」住人から「タンカーからの重油がこの辺りにも飛散している。
今日は消防団・青年団は汚染除去作業に大忙し」と言った報告があります。
すぐに九州、西日本に届く予測ですが、新聞報道もその後のフォローがありません。
海外からのネットニュースで知り、グリーンピースの報告を見る限りでは、
日本の見解が甘いのではないかと危惧します。
軽質原油コンデンセートの影響を評価しているのか、過去最大とされる重油漏洩事故にしては、
日本政府の対応が見られません。
海の生態系、水産業への影響、人体への影響が心配されます。
<グリーンピース声明から抜粋>
グリーンピース・インターナショナル サイエンスユニットのポール・ジョンストン
「状況は進展中ですので、既に流出した原油の量と、今後も増える見込みの流出量についての正確な情報は得られていません。今回の原油流出の最終的な規模の大きさを予測するのは不可能に近く、それに伴う環境への影響は予測不可能です。
当局は引き続き原油の流出状況を注視し、生態系に及ぼす重大な影響を見極めるために、系統的な監視体制を敷かなければなければなりません」
<ニュースフィアより抜粋>
*カナダのCBCラジオのインタビューに答えた海洋科学者のリチャード・スタイナー氏は、海に溶け出した有害物質が広範囲に海洋汚染を引き起こすと見ている。同じくインタビューに答えたガーディアン紙の環境担当の編集者は、今回は漁業の盛んな海域での事故で、多くの漁業資源が汚染されるだろうとしている。結果的に被害は消費者にも及ぶとし、安全が確認されるまで、汚染された海域や近海での操業を停止すべきだとしている。
*国際関係とアジア研究を専門とするトム・コーベン氏はディプロマット誌への寄稿で、このタイプの油は肉眼ではほぼ見えず、油膜を分解する海洋の微生物たちを殺してしまうと述べる。タンカーはすでに沈没しているため、流れ出る油の回収作業が困難であるうえに、「サンチ」の燃料であった重油が、海底から漏れ出しているという。
2018年02月01日
東シナ海タンカー事故の影響の大きさは予測不可能→当局の対策は?!
posted by だつげんぱつ at 17:06| 脱原発情報[情報]