2020年08月31日

【報告】イージス・アショアを止めた市民運動に学ぶ(櫻田憂子さん講演でアクション2020発足集会)

東京の杉原浩司(武器取引反対ネットワーク:NAJAT)です。
[転送・転載歓迎/重複失礼]

遅くなりましたが、8月23日に行った集会の報告をお伝えします。

イージス・アショアの配備を撤回に追い込んだ市民運動がどのように作ら
れていったのかを、率直な語りを通して伺うことができました。学ぶべき
ところが多々あり、一人でも多くの方に共有していただきたい内容です。

週末などお時間のある時に、ぜひ動画もご視聴ください。吉沢弘志さん、
木元茂夫さんの発言も充実したものでした。この動画は必見だと思います。

2020/8/23 <大軍拡と基地強化にNO!アクション2020 発足集会>
(撮影:川島進さん)
https://youtu.be/6RZ0s3F6Lkg

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<大軍拡と基地強化にNO!アクション2020発足集会>
飛ばすな!オスプレイ 止めよう!敵地攻撃力保有
イージス・アショア白紙撤回に続き、すべての軍拡にNOを!
集会報告

大西一平(立川自衛隊監視テント村)

 8月23日、としま区民センターにて、大軍拡と基地強化にNO!アクショ
ン2020の発足集会として「飛ばすな!オスプレイ 止めよう!敵地攻撃力
保有 イージス・アショア白紙撤回に続き、すべての軍拡にNOを!」集
会が行われました。
 集会では、「地域住民とともにイージス・アショア反対運動をたたかっ
て」という櫻田憂子さん(STOPイージス!秋田フォーラム代表)によるオ
ンライン講演がありました。櫻田さんは、1963年秋田県仙北郡千畑村生ま
れ。学校事務職員として小中学校で勤務後、2017年3月に退職。現在、STOP
イージス!秋田フォーラム代表。秋田県平和運動推進労組会議議長、秋田
県教職員組合執行委員長も勤めていらっしゃいます。当初は、直接会場で
講演していただく予定でしたが、コロナの感染拡大のためZOOMでのオンラ
イン中継となりました。

◆演習場は住宅地から300m、地価も下落

 櫻田さんは、まず、「北朝鮮脅威論」は作られたもの、イージス艦が8
隻体制になりイージス・アショアは不必要、ハワイ・グアムの米軍基地を
守るもの、中距離核戦力(INF)全廃条約失効による軍拡競争の片棒を担
ぐことになる、と指摘。イージス・アショアの必要性、目的について疑問
を呈しました。次に、新屋演習場は住宅地から300mしか離れておらず、新
屋勝平地区には13000人が住んでいる。ルーマニアやポーランドでは住宅
地とは4kmの距離がある。その他に、攻撃の標的になる、電磁波の「サイ
ドローブ」(後方にもれる電磁波)の人体への影響は未知数、地価が下が
っている、などの問題点も説明していただきました。

◆「オール秋田」を目指して

 反対運動については、次のようにおっしゃていました。以前から平和運
動には取り組んできたが、突然、イージス・アショアの問題が浮上した。
当初は、計画撤回は難しいと感じていた。講演や学習会で招いた講師から
は撤回させた運動はほとんどないと言われた。そこで、運動の目標を知事
や市長に受け入れを容認させない点にしぼった。
 そして、幅広い市民との連携を模索し「オール秋田」を目指すこと。
「北朝鮮」に対する住民の不安に寄り添い、不安を否定しないこと。イー
ジスは必要だが新屋はダメという人とも一緒に運動に取り組むこと。現在
までに最大で150人しか人を集められなかったが、限られた力量の中で、
集会・デモなどの行動より議会対策や運動を広げる取り組みを重視するこ
と。これらのことを大事にしながら反対運動をつくってきた。特に、イー
ジスは必要だが新屋はダメという点については、1年半も大議論になった。
 また、地元の自治会組織「新屋勝平地区協議会」が18年7月に配備計画
反対を決議したこと、秋田魁新報が社説で反対を表明し、丹念な取材をし
情報を発信し続けたことも、オール秋田がつくられる大きな力になったと
話されました。

 質疑では、組合の青年部への働きかけ方、地元新聞が反対した理由、防
衛省の電磁波の説明、推進派住民団体はあったのかという質問がありまし
た。それぞれ、単組の学習会に足を運んだ、取材班のチーフが以前、沖縄
に勤務していた、防護壁で防ぐ、そうした団体はなかった、という回答で
した。
 最後に、パトリオットミサイルはいらない!習志野基地行動実行委員会
の吉沢弘志さんが、9月から試験飛行を開始するなど、陸自オスプレイ木
更津配備の問題点を、すべての基地にNoを!ファイト神奈川の木元茂夫さ
んが、イージス艦「まや」や長距離巡航ミサイル「ロラズム(LRASM)」
の問題点などについて報告しました。この日の参加者は43名でした。
 私たちにとっても、これから運動を進めていく上で、いろいろ参考にな
る点や学ぶべき点があったと思います。次の機会には、ぜひとも直接、お
話を伺いたいと感じました。櫻田さん、当日参加していただいた皆さまに、
改めて感謝したいと思います。
posted by だつげんぱつ at 00:08| 脱原発情報[情報]

2020年08月29日

フィリピンへの三菱電機製防空レーダーの輸出契約成立に抗議します

フィリピンへの三菱電機製防空レーダーの輸出契約成立に抗議します
https://kosugihara.exblog.jp/240549488/

東京の杉原浩司(武器取引反対ネットワーク:NAJAT)です。
[転送・転載歓迎/重複失礼]

8月28日、河野太郎防衛相は記者会見で、戦闘機やミサイルを探知する防
空レーダー4基の輸出について、三菱電機とフィリピン国防省との間で契
約が成立したと発表しました。安倍首相辞任表明のその日に、初の完成品
の武器輸出契約の成立が公表された形です。

三菱電機は日英ミサイル共同開発にも参加するなど、日本の「死の商人」
の筆頭格です。

輸出されるレーダーは対中包囲網の一環として、中国機の監視に使用され、
紛争を助長します。また、「反テロ法」制定など人々を弾圧するドゥテル
テ政権を追認するものです。

輸出契約の成立に強く抗議するとともに、安倍後の新政権に武器輸出政策
の撤回を要求します。三菱電機にも輸出の撤回を求めます。

防衛省発表
https://www.mod.go.jp/j/press/news/2020/08/28a.pdf

国産の防衛装備品の完成品 初めてフィリピン政府に輸出へ(8月28日、NHK)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200828/k10012588031000.html

国産レーダー、比に輸出 完成装備品で初―防衛省(8月28日、時事)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020082800544&g=pol

三菱電機はレーダー輸出やめろ! 市民団体が本社前で要請
(片岡伸行記者、『週刊金曜日』4月17日号)
http://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/2020/05/07/antena-702/

【寄稿】三菱電機によるフィリピンへの防空レーダー輸出に抗議しよう!
https://kosugihara.exblog.jp/240495508/

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「死の商人にならないで」「武器輸出を中止して」の声を届けてください!

◆三菱電機に抗議を!
[TEL]03−3218−2111(代表)

◆ # 三菱電機不買 でツイートを!

◆製品不買で抗議を!
・液晶テレビ「REAL」
・冷蔵庫「MXシリーズ」
・アルカリ乾電池「EX」
・掃除機「風神」
・炊飯器「本炭釜KAMADO」
・エアコン「霧ヶ峰」
posted by だつげんぱつ at 01:34| 脱原発情報[情報]

2020年08月27日

【緊急署名】商船三井さん:モーリシャス重油流出事故の責任を果たしてください

星川まり(東京・社会運動部)です。

モーリシャスの海で起きた日本船の重油流出事故から1ヶ月が経ち、生き物への影響が報道されています。

8月25日、グリーンピースが署名運動を始めました。是非皆さん、ご参加ください。

 

<グリーンピース>

かけがえのないモーリシャスの美しい海

そこに暮らす人々と全ての生きものの命を守るために、商船三井と長鋪汽船に、被害を十分に補償し、二度と事故を繰り返さないよう、化石燃料から早急に撤退することを求めて署名してください。



集まった署名は、商船三井と長鋪汽船に提出する予定です。 グリーンピースは、こうした行動についての話し合いの場として、商船三井に面会を求めています。
船を手配した株式会社商船三井と、船主の長鋪汽船株式会社に対し、事故当事者の企業として、悲劇を二度と繰り返さないように、謝罪だけでなく前進することを求める緊急のオンライン署名を開始!

緊急署名は → act.gp/34bKqdh

 

皆さんの<署名&シェア>で両社に多くの声を届けましょう!


 

 

<参照>


モーリシャス沖での商船三井運航の貨物船座礁・重油流出事故で、環境NGOのグリーンピースが汚染者負担原則に基づく補償や化石燃料からの撤退等を求め、緊急オンライン署名行動(RIEF)2020-08-25


https://mainichi.jp/articles/20200826/k00/00m/030/292000c



 

モーリシャスの海岸にイルカ14頭の死骸 重油流出事故との関連調査


モーリシャス政府当局は26日、日本の貨物船が引き起こした重油流出事故の現場から10〜15キロほど離れた海岸で、イルカ14頭が打ち上げられて死んでいるのが見つかったと明らかにした。専門家が解剖し、事故との関連を慎重に調べている。


 地元記者は「この海岸近くで複数のイルカが死んでいるのが見つかるのは、極めて珍しい」と語った。


 国連が衛星データを基に行った分析によると、油は約30キロに及ぶ海岸に漂着したと推定されている。多様な生物が被害を受け危機的な状況にあるとして、モーリシャス政府は7日に「環境緊急事態」を宣言した。(共同)https://mainichi.jp/articles/20200826/k00/00m/030/292000c

posted by だつげんぱつ at 14:40| 脱原発情報[情報]