2017年02月18日

新潟県「「原発事故に関する徹底的な3つの検証を進めていきます」」

星川まり(東京/社会運動部)です。

先日のオープンディスカッションでは佐々木寛さんから新潟の野党共闘が知事選を勝ち取った
その現場の熱さをそのままにお話を伺うことができました。最後の質疑で蛇石さんから
「福島原発事故は新潟の皆さんにとってどういう経験だったでしょう?」という質問がありました。
佐々木さんは「まさしく、福島第一原発事故があったからこそ、民意が政治を選択したと思う。
これは新潟のみならず、全国の選挙戦で巻き起こっている野党共闘、市民連合全てに言えることだと思う。
この現象の根本には、福島第一原発事故があると思います」とのことでした。

民主主義が壊されようとしている時に、福島原発事故検証が曖昧なまま闇に葬られることに危機感がありますが、
この度、新潟県は3つの徹底検証を記者発表しました。注目していきたいと思います。
東電は免震重要棟が基準を満たしていないことを2014年に知りながら、規制委員会に報告をしなかったことが
報道されているところです。知事も規制委員長も遺憾の意を露わにしていますが、それだけで済むのか。

http://www.pref.niigata.lg.jp/HTML_Article/449/274/29021403,0.pdf
新潟県のプレスリリース
2/14/2017

原発事故に関する徹底的な3つの検証を進めていきます
県では、「福島第一原発事故の原因検証」、「原発事故が健康と生活に及ぼす 影響の検証」、「万一原発事故が起こった場合の安全な避難方法の検証」を徹底 的に進めていくため、関連予算を2月議会に提案します。
1 事業概要(別紙1参照)
○ 3つの検証を総括する検証総括委員会の設置・運営
○ 福島第一原発事故原因を検証する技術委員会の運営
○ 安全な避難方法を検証する避難委員会の設置・運営
○ 福島第一原発事故による健康への影響を検証する健康委員会の設置・運営 ○ 福島第一原発事故による避難生活に関する調査の実施

(詳しくは上記PDFをご覧ください)

新潟県知事 臨時記者会見

http://www.pref.niigata.lg.jp/kouhou/1356861707807.html
(記者会見の動画を新潟県公式YouTubeチャンネルでご覧になれます)
<転載>
(原発事故に関する3つの検証について)

 原発事故に関する検証体制ですが、現在ある技術委員会はそのまま継続して検証を積み重ねるとともに、新たに、健康と生活への影響、そして安全な避難方法に関する2つの委員会を設置し、さらにその上に総括する検証総括委員会を置くため、来年度予算において総額48,749千円を計上しています。
 また、3つの検証のロードマップを出させていただきました。具体的な進め方は、それぞれの委員が具体的に決まった中で、委員の方々に決めていただくことですので、あまり具体的な日程は入っていませんが、少なくともこのような日程で進めていくと同時に、このロードマップを順次精緻にしていき、着地点がしっかり見える形で進めさせていただきたいと考えています。


Q 新潟日報
 ロードマップでは、6月に検証総括委員会の立ち上げとなっておりますが、避難委員会と健康委員会についてはそれまでに第1回は行われるということでしょうか。

A 知事
 (検証総括委員会を立ち上げる6月までに)第1回(を開催する)というよりは、(各検証委員会の)委員が全員決まっているというところですね。そういう意味で、(6月に)具体的な議論が始まるというよりは、顔合わせ的な第1回をぜひ6月を目途に開催したいと思っています。検証委員会の規模は、完全に決めているわけではないのですが、建設的な議論ができるところと言いますと、おそらくは10人規模だろうと思っています。ただ最初の段階で10人揃わなくても、少なくともコアメンバーとして5〜6人は揃う形でそれぞれの委員が決まることを目指しています。

Q 新潟日報
 10人ぐらいと仰ったのは、検証総括委員会のメンバーでしょうか。

A 知事
 いえ、それぞれの委員会です。大抵の委員会の議論というのは、10人ぐらいが最も議論として適切に行われるだろうと。それ以上増えてしまうと、議論が拡散しますし、それ以上小さくなってしまうと、1つの意見があまりにも大きくなってしまうというところがありますので、10人くらいかなと思っています。

Q 新潟日報
 検証総括委員会のメンバーは、下の3つの検証委員会のメンバーとかぶるのでしょうか。

A 知事
 まず、(検証総括委員会には)3つの検証委員会の正副委員長の方々は入っていただきたいと思っていますので、そういう意味ではかぶります。その他にも総括だけを担当する委員も入っていただきたいと思っています。

Q 新潟日報
 ロードマップには、それぞれ6月以降の開催が3回ぐらい記載されていますが、どれくらいの頻度で知事としては考えていらっしゃいますか。

A 知事
 (3回というのは、各検証委員会の)開催(回数)ではなくて、(各検証委員会から検証総括委員会への)報告(の回数)です。(各検証委員会の)開催頻度としてはたぶん2か月から3か月に1回だと思います。1か月に1回ぐらいだと委員の方への負担が非常に大きいですし、議論をしっかりまとめながら進めていくことができません。私が委員だったら2か月に1回ぐらいが好みです。それは議論が継続し、まとめながらできるからです。3か月以上になってしまうと、毎回忘れてしまって、毎回議論のまき直しから始まるところがあります。これは委員の方々によるところもありますが、2か月ぐらいを目途に進めさせていただきたいと思っています。

(続く・・・)
posted by だつげんぱつ at 19:49| 脱原発情報[情報]