2016年12月25日

【緊急声明】南スーダン武器輸出禁止決議案否決 ― 日本政府の妨害に抗議

東京の杉原浩司(武器輸出反対ネットワーク:NAJAT)です。
[転送・転載歓迎]

12月23日(日本時間24日)、国連安保理で南スーダンに対する武器禁輸を
柱とする制裁決議案の採決が行われ、賛成少数で否決されました。日本政
府は、信じ難いことに棄権しました。ジェノサイドを防ぐために重要な武
器禁輸決議の採択を公然と妨害した責任は、極めて重いものがあります。

南スーダン制裁決議採択されず=陸自派遣の日本棄権
−米「歴史は厳しい判断」と批判(12月24日、時事)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016122400004&g=pol

南スーダンへの武器禁輸決議案、安保理で否決 日本など棄権
(12月24日、日経)
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDE23H03_T21C16A2PE8000/?dg=1

私たち武器輸出反対ネットワーク(NAJAT)は、昨日12月24日夕方、以下
の緊急声明を、外務省、首相官邸、e-Govの外務省・防衛省・内閣官房・
内閣府あてにメールで、また、岸田外相の国会事務所・広島事務所、安倍
首相と稲田防衛相の国会事務所、防衛省あてにファックスでそれぞれ送付
しました。ぜひご一読ください。

また、大至急、岸田外相と外務省に「南スーダン武器禁輸決議への妨害に
抗議します」「自衛隊はただちに撤退を」の声を集中してください。短い
ものでも構いません。お知り合いにも広めてください。

<岸田外相>
国会事務所(FAX)03−3591−3118
メール f-kishida@kishida.gr.jp
広島後援会事務所
(TEL)082−228−0159  
(FAX)082−223−7161

<外務省>
御意見フォーム https://www3.mofa.go.jp/mofaj/mail/qa.html
国連政策課 ※電話は平日に
(代表)03−3580−3311 から(内線)2917 国連政策課へ

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【緊急声明】

国連安保理の南スーダン武器輸出禁止決議案否決――日本政府の妨害に抗議

 悪化の一途をたどる南スーダンの内戦について、国連安全保障理事会は
12月23日(日本時間24日)、武器禁輸を柱とするアメリカ提出決議案を、
賛成少数で否決しました。安保理に議席をもつ日本は、この決議案に棄権
しました。その理由は、(1)南スーダン政府が決議案に反対(2)日本が
決議案に賛成すれば、両国の関係が悪化(3)その結果、南スーダンPKOに
参加している自衛隊への危険性が増す――からだというのです。

 武器禁輸に背を向けた、このような日本政府の対応は、根本的に間違っ
ています。ジェノサイド=諸民族間の大虐殺に発展する恐れのある内戦激
化を防ぐためには、南スーダン国内に出回っている武器・弾薬を最小限に
することが必要です。

 南スーダンは、2011年7月に分離独立、国際社会の支援で新しい国づく
りに取りかかったものの、2013年末から内戦状態となりました。2016年4
月に和平合意が成立したのも束の間、7月には、首都ジュマで、キール大
統領派とマシャル副大統領派の部隊が激突し、一般市民を含む多数の死傷
者が出ました。首都駐留の国連PKO部隊も手が出せないほどの激戦でした。

 以後、内戦は各地に拡大、副大統領派だけでなく、多くの反政府武装勢
力が国内に割拠する混乱が続いています。内戦が収束する見通しはなく、
8月以降、アメリカの国連代表は、南スーダンへの武器禁輸案を安全保障
理事会に提示、国連の潘基文事務総長も「ジェノサイドを防止するため、
早急な武器禁輸を」と呼びかけました。

 今回提示されたアメリカによる決議案の要点は、(1)南スーダン政府
と反政府派双方に対する1年間の武器禁輸(2)政府側と反政府側それぞれ
の幹部に対する、渡航禁止や資産凍結などの制裁――です。決議案は、賛
成7−棄権8(日本、中国、ロシアなど)で否決されました。

 現地の自衛隊PKO部隊が、いわば「人質に取られている」ことを理由に、
武器禁輸そのものに反対したのは、本末転倒です。いったい何のための
「平和維持活動」なのでしょう。本来なら、もっと早い時期に、日本政府
こそが武器禁輸措置を実現する旗振り役を務めるべきでした。今回の事態
によって、改めて、自衛隊派遣が南スーダンの人々の平和と安全のためで
はなく、自己満足に過ぎないことが明らかになりました。

 わたしたちは、日本政府の間違った政策に強く抗議します。日本政府は
方針を改め、南スーダンへの武器禁輸賛成を表明し、実現のための国際的
な協力に加わるべきです。そして、ジェノサイド防止の障害にすらなって
いる、憲法違反の自衛隊派遣を中止し、全部隊をただちに撤退させること
を求めます。

2016年12月24日

武器輸出反対ネットワーク(NAJAT)

メール anti.arms.export@gmail.com
東京都新宿区下宮比町3-12明成ビル302 3・11市民プラザ気付
FAX 03-5225-7214
posted by だつげんぱつ at 00:40| 脱原発情報[情報]

2016年12月19日

【番組紹介】今晩の報ステで軍事研究予算の特集

東京の杉原浩司(武器輸出反対ネットワーク:NAJAT)です。
[転送・転載歓迎]

本日12月19日(月)夜のテレビ番組のご紹介です。

テレビ朝日系「報道ステーション」
12月19日(月)21時54分〜23時10分

今夜の報道ステーションで、防衛省の軍事研究助成制度である「安全保障
技術研究推進制度」についての特集が放映される予定です。新聞のテレビ
欄には「増える"軍事研究費"にノーベル賞学者が警鐘」と書かれています。
益川敏英さんのインタビューを含めた特集のようです。

昨年度3億円、今年度6億円だった「安全保障技術研究推進制度」予算は、
来年度の概算要求ではなんと110億円へと急拡大しています。22日に政府
予算案が閣議決定されますが、財務省(内野主計官)がほぼ満額で認めか
ねない情勢です。

研究費不足につけ込み、戦闘型無人機やレールガンなどの危険な先端武器
の開発に科学者を協力させようとする同制度自体を廃止に追い込まなけれ
ばいけないと思います。進行する危険な現状を知るために、ぜひ番組をご
覧ください(録画予約も)。

※なお、大きなニュースが入った場合には、放映が延期されることがあり
ます。その際はご了承ください。

関連して「軍学共同反対連絡会」の発行するニュースレターもご紹介しま
す。最近の軍学共同の動きやそれに抗する取り組みがカバーされています。
ぜひご一読ください。また、様々な資料や関連情報が掲載されている連
絡会ホームページもぜひご覧ください。

【ご一読ください!】
<ニュースレター第3号>
http://no-military-research.jp/wp1/wp-content/uploads/2016/12/NewsLetter_No03.pdf
※11月18日の学術会議「安全保障と学術に関する検討委員会」(第6回)での
池内了さんの発言「防衛省資金の問題点について」を掲載。防衛装備庁が出
してきた、研究が武器開発に直結することを示す露骨な図表にも注目。

<ニュースレター第2号>
http://no-military-research.jp/wp1/wp-content/uploads/2016/11/NewsLetter_No02.pdf
※発足シンポジウム、緊急院内集会、国会審議などの報告を掲載

<軍学共同反対連絡会 ホームページ>
http://no-military-research.jp/

<同連絡会 ツイッター>
https://twitter.com/AMR_Japan ※フォローしてください!
posted by だつげんぱつ at 09:36| 脱原発情報[情報]

2016年12月16日

12.20(火)自主避難者によるお話会 〜原発避難、いじめ、住宅支援打ち切り問題などを巡って〜開催のお知らせ

星川まり(東京/社会運動部)です。

来週火曜日に、高円寺で自主避難者Kさんにお話を聞く会をします。
ぜひご参加下さい。

<拡散希望>
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【イベント】12/20(火)自主避難者によるお話会
〜原発避難、いじめ、住宅支援打ち切り問題などを巡って〜開催のお知らせ

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2017年3月で、原発事故の区域外避難者(自主避難者)への住宅支援が
打ち切られようとしています。支援継続や打ち切り後の対策を求める国や
福島県、各自治体へ向けての交渉も大詰めを迎えています。

一方で、神奈川でのいじめ事件や新潟教員発言、続いて東京でも…子どもたちが、
コミュニティの中で差別や偏見にさらされるという痛ましい現実の中から声をあげ始めました。
改めて、原発事故避難者の境遇について世間の注目が集まりつつあります。

いまできる限り世論に訴え、政府に多くの声を届けていく必要があるとの考えから、
原発事故自主避難者の当事者の方をお招きして、避難生活の実態や交渉の実際、
今後の見通しなどについてお話を伺い、私たちにできることを改めて考える
機会を設けました。

(詳細は⇒http://greens.gr.jp/event-info/18834/ )

☆−☆−☆−☆−☆−☆−☆−☆−☆

●と き 12月20日(火)19時-21時
●ところ 高円寺GRAIN JR高円寺駅2分 http://grain-kouenji.jp/
●参加費 1ドリンク+500円
●お話し  Kさん(いわき市からの自主避難者)
●定 員 25名程度  ※どなたでも参加可能です。
・主催:緑の党グリーンズジャパン
*申込・問い合わせ greens@greens.gr.jpまで

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**お願い**
申込制ではありませんが、事前に参加人数の把握の為、参加頂ける方は、
できるだけ事前に、上記の事務局アドレス、またはFacebookページ
https://www.facebook.com/events/209598769489968/
宛てに、ご参加の旨とお名前をお知らせください。ご協力をお願い致します。



◆緑の党は、2016年12月〜2017年3月まで、
「自主避難者の住宅支援を打ち切らないで!キャンペーン」を実施しています。

緑の党の全国のネットワークを駆使して、全国各地で自主避難者の生の声を聞き、
その詳細をレポートすることで実態を可視化していくとともに、現状を変えていくための
取り組みを進めてまいります。皆さまもぜひご協力ください!

キャンペーン特設ページでは、様々な当事者団体・個人の声や取り組み、
それに応えて動く議員や議会への意見書と採択報告、情報/NEWには全国自治体の支援施策一覧、
海外からの応援、内部被ばくのリスク実態、現在の汚染測定結果などもありますので、
ご参照ください。

http://spue8y99.wixsite.com/rights
posted by だつげんぱつ at 06:58| 脱原発情報[情報]