2016年05月08日

【ご紹介】『世界』6月号:特集「死の商人国家になりたいか」

東京の杉原浩司(武器輸出反対ネットワーク)です。
[転送・転載歓迎]

雑誌のご紹介です。本日5月8日発売の『世界』6月号の特集は、「死の商
人国家になりたいか」です。武器輸出をめぐる渾身の特集となっています。

武器輸出反対ネットワーク(NAJAT)からは、私と満田夏花さんが座談会
「メイド・イン・ジャパンの武器はいらない」に参加しています。後ろに
特集の目次を貼り付けています。読みごたえ十分ですので、ぜひご一読く
ださい。そして、知人、友人にもお知らせください。

※『世界』ウェブサイトに掲載されている杉田弘也さんによる「執筆者か
らのメッセージ」をご紹介します。

<オーストラリア次期潜水艦、フランスに決定> 杉田弘也

 本稿執筆中は未定であったオーストラリアの次期潜水艦の発注先は、4
月26日、国防省における「競争的評価プロセス」の結果、フランスのDCNS
社に決定したと発表された。1週間後に次年度予算発表、2週間後には上下
両院の解散を目前に、発表のタイミングはここしかなかった。
 この決定の本質は、「オーストラリア製なんだ。オーストラリア人の仕
事と、オーストラリア製の鋼鉄でね。まさにこの場所、ここでだ」という
ターンブル首相の言葉に凝縮されている。予想以上に苦戦、激戦となりそ
うな選挙を控えた政権の選挙対策であり、他の分野とは異なり予算をふん
だんに使える国防費を用いた産業政策なのだ。潜水艦ではなく、医療や教
育、インフラなど他分野に予算を支出すべきとの風刺画がさっそく見受け
られる。
 日本での報道は中国の影響を強調しすぎている。「史上最も親中派」の
ターンブル政権が、「中国の圧力に日和った」という筋立てがその代表で
ある。残念ながらそうりゅう級の国防省での評価は、仏・独に水をあけら
れて最低だったのだ。

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<特集:死の商人国家になりたいか>

・いまこそ軍縮の理念を語れ〜武器を輸出しない国というプライド(河野洋平)
・武器輸出とアベノミクスの破綻〜課題先進国日本の誤った選択(小野塚知二)
・国策化する武器輸出〜防衛企業関係者は何を思うか(望月衣塑子)
・死の商人はどこから来る?〜イラクの現実と軍需産業(高遠菜穂子)
・座談会:メイド・イン・ジャパンの武器はいらない
 (江田正雄(仮名)、杉原浩司、満田夏花)
・オーストラリアの潜水艦新造計画と新興軍需大国・日本(杉田弘也)
・悪魔の成長戦略〜民意が変質させられる前に(古賀茂明)
・国際テロの巣窟の街で眺めた素顔の軍産複合体(谷口長世)
・憲法への裏切り行為〜死の商人の国にだけはなるな(小山内美江子)

全体はこちらから(右側の表紙の画像をクリックすると目次が出ます)
https://www.iwanami.co.jp/sekai/

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なお、ご紹介が遅れましたが、4月1日発行の『世界』別冊「2015年安保か
ら2016年選挙へ〜政治を市民の手に」にも、「国会を市民の手に取り戻す
〜「戦後最長国会」審議の内実」という文章を寄稿しています。

こちらは、集団的自衛権問題研究会の一員として取り組んだ、安保法制の
国会審議ダイジェストづくりを通して見えたことを綴りました。ダイジェ
ストづくりのノウハウをご紹介したり、非民主的な国会運営や傍聴者への
不当な扱いを改善させる必要性などにもふれています。

こちらも参議院選挙へ向けた多角的な特集となっていますので、まだの方
はぜひご一読ください。

目次はこちらから(左の別冊の表紙画像をクリックしてください)
https://www.iwanami.co.jp/sekai/
posted by だつげんぱつ at 23:14| 脱原発情報[情報]

「原発事故避難者への住宅支援の継続を求める意見書」一斉提出行動への協力要請

星川まり(東京/社会運動部)です。

自治体の6月議会に向けて
「原発事故避難者への住宅支援の継続を求める意見書」一斉提出行動への
協力要請があります。

「原発事故被害者の救済を求める全国運動」サイトをご覧ください。
http://www.act48.jp/index.php/petition-signed/2-uncategorized/42-2016-05-07-07-47-38.html
提出意見書の「雛形」も掲載されています。
自治体議員の皆さん、是非よろしくお願いします。
市民からも最寄の議員へ協力要請をしましょう。

<抜粋紹介>
1.協力要請
6月開催の自治体議会に向けて「原発事故避難者への住宅支援の継続を求める意見書」を一斉に提出する運動を提案します。
【要旨】
政府は、「年間積算線量20mSv以下・日常インフラの復旧・住民との協議」の3要件による、避難指示区域指定の解除・区域外避難者の住宅支援の2017年3月末打ち切り、損害賠償の2018年3月打ち切りという、原発事故被災者に対する方針を決定し、準備をすすめています。
福島県は、3月25日、住宅の無償提供が2017年3月末で打ち切られる原発事故の区域外(自主)避難者らを対象にした住まい意向調査の中間結果を発表しました。回答者のうちの約7割が「2017年4月以降の住宅が決まっていない」と答え、避難者の多くが支援終了後の具体的な見通しを立てられていないことが浮き彫りになりました。また、「2017年4月以降の住宅が決まっている」と回答したのは約3割にあたる1,774世帯で、県内避難者約4割、県外避難者2割。住宅支援打ち切り後に「福島県内での生活」を希望しているのは、県内避難者約9割、県外避難者約1割。県外避難者の約7割が「県外での生活」、約2割が「検討中」と回答しています。

 「原発事故被害者の救済を求める全国運動」では、避難当事者が迫られている状況が切迫している事から、政府や福島県に向けた要求行動だけでなく、避難当時者の避難先自治体議会に向けての“意見書提出行動”の取り組みを要請します。
避難先自治体での意見書採択、避難当事者の意見反映、避難先住宅の継続入居、住み替えなどの柔軟対応、空き家募集の際の優先入居など、自治体毎の実情に応じながら、6月議会に向けた一斉行動として、取組んでいきたいと考えます。現段階でも2016年に入り、東京都内においても、千代田区議会・小金井市議会で意見書が可決されています。武蔵野市では、避難当事者が提出した陳情書も可決されています。既に取組まれている自治体も多いと存じますが、一斉に提出運動を展開する事で、運動の訴求力を高めたいと考えます。
何卒、ご協力お願い致します。
posted by だつげんぱつ at 22:59| 脱原発情報[情報]

2016年05月07日

G7茨城・つくば科学技術大臣会合対抗シンポ「科学技術と核・軍事体制を問う」

東京の杉原浩司(武器輸出反対ネットワーク)です。
[転送・転載歓迎]

G7サミットの関係閣僚会合が全国各地で既に開催されています。
http://www.g7ise-shimasummit.go.jp/summit/venue/index.html

そのうち、5月15日から17日にかけて茨城県つくば市で行われる科学技術
大臣会合に対して、地元の「G7茨城・つくばサミットを問う会」が14日
午後に対抗シンポジウムを開催します。

私も武器輸出について問題提起することになりました。ご関心のある方は
ぜひご参加ください。

<参考>
G7茨城・つくば科学技術大臣会合の概要
https://www.pref.ibaraki.jp/g7/j/index/summary.html

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G7茨城・つくば科学技術大臣会合対抗シンポジウム
「科学技術と核・軍事体制を問う」

http://g7tsukuba.hatenablog.jp/entry/2016/04/06/143019

日時:2016年5月14日(土) 14時30分〜18時
場所:つくば文化会館アルス・アルスホール(茨城県つくば市吾妻2-8)
 ※つくばエクスプレス線秋葉原駅より快速45分、終点つくば駅A2出口徒歩2分
 http://www.stb.tsukuba.ac.jp/~recorder/als/als.html

茨城県つくば市ではこの5月15日から17日にかけて「G7茨城・つくば科
学技術大臣会合」が開かれます。つくば市は公的また民間の研究機関が集
中する国内最大の研究開発拠点です。この地にやってくるG7の推し進め
るグローバル資本主義およびそれに伴う紛争の現状と、科学技術(武器開
発・輸出、核・原発保有、被ばく管理体制といったトピック)との相関性
を捉えるために、この対抗シンポジウムでは<核・軍事体制>という枠組
みを仮に設定し、そこから見えてくる日本と世界のいまの姿を露わにしよ
うと試みます。

パネリストと演題:
1 杉原浩司さん(武器輸出反対ネットワーク[NAJAT]代表)
  「死の商人国家」連合に抗する武器輸出反対運動
2 瀬川嘉之さん(高木学校、市民科学研究室・低線量被曝研究会)
  放射線被ばくを強制する国際原子力ロビーとその日本的起源
  〜天皇・毒ガス・細菌・原爆調査〜
3 鵜飼哲さん(一橋大学教員、フランス文学・思想)
  フランス/日本、国家の核への欲望(仮題)

参加費:700円

#翌5月15日(日)にはG7茨城・つくば科学技術大臣会合への抗議デモも行います。

タイトルは
UNWELCOME G7, GET OUT of TSUKUBA & the EARTH !!!
来んなG7、つくばと地球から出ていけ !!!

13時30分 つくばセンター広場ペデストリアンプラザ集合
      (つくば駅A3出口またはA4出口徒歩2分)
14時30分 出発

主催:G7茨城・つくばサミットを問う会
http://g7tsukuba.hatenablog.jp/
posted by だつげんぱつ at 22:00| 脱原発情報[情報]