2015年10月31日

沖縄初開催!ヤン・バニング写真展:Comfort Women―インドネシアの日本軍「慰安婦」(11/7から)

東京の杉原浩司です。[転送・転載歓迎]

10月10日から25日まで東京で行われたヤン・バニングさんの写真展が、
今度は沖縄で開催されます。ぜひ広めてください。

沖縄初開催! ヤン・バニング写真展(11/7から)
http://wam-peace.org/20151030-2/

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<沖縄初開催!ヤン・バニング写真展>
Comfort Women―インドネシアの日本軍「慰安婦」―
インドネシアで旧日本軍の「慰安婦」にされた女性たちの眼差しを捉えた
写真が来沖します!

2015年11月7日(土)〜11月23日(月)
9:00〜17:00 開館(最終日は15:00まで)
場所:沖縄県平和祈念資料館・2階 海と礎の回廊/入場:無料
(糸満市字摩文仁614番地の1)

オランダの写真家ヤン・バニングさんの作品です。2010年に発表されて以
来、本国オランダのみならず、インドネシア、米国、ドイツ、フランスで
写真展が開催されてきました。大きな評価を得た一連の作品は、アムステ
ルダム国立美術館(Rijksmuseum)でもコレクションとして所蔵されてい
ます。

戦時中の沖縄には、延べ140か所を超える軍慰安所があったことが調査で
明らかになっています。日本兵の強かん防止や性病予防などを目的に、旧
日本軍が制度として作っていったものです。「慰安婦」の多くは朝鮮半島
から連れてこられました。また、那覇・辻の遊郭にいた沖縄の女性たちも
強制的に「慰安婦」にされました。慰安所の中は、まさに“戦場”でした。
旧日本軍の資料(石部隊陣中日誌など)には、慰安所は日本兵が酒に酔っ
て暴行を働くなど悲惨な状態だったことも記録されています。

朝鮮半島から沖縄・渡嘉敷島に連れてこられ、日本軍「慰安婦」にされた
ぺ・ポンギさんという人がいます。彼女は戦後も沖縄に取り残され、故郷
に一度も帰ることなく、沖縄で亡くなりました。戦後はずっと、激しい頭
痛などのいわゆるPTSDに苦しんで過ごしました。ぺさんの証言は、そ
の人生が旧日本軍によって根底から破壊されたことを伝えています(川田
文子著「赤瓦の家」に詳しい)。軍慰安所が140か所もあった沖縄は、彼
女たち日本軍「慰安婦」の悲痛が、うめきが、至るところに刻まれた場所
でもあるのです。日本政府は、彼女たちの尊厳を回復するための取り組み
を全くといっていいほど行ってきませんでした。ぺさんだけではありませ
ん。どれほど多くの女性たちが命を傷つけられたまま、悲しみの淵で、苦
悩のうちに亡くなっていったことでしょうか。

写真家のヤン・バニングさんは、ジャーナリストのヒルデ・ヤンセンさん
ととともにインドネシアを調査してまわりました。そして元「慰安婦」の
生存者およそ50人を訪ね、肖像写真として記録したのです。それら18点が、
今回沖縄にやって来ます。見る者の心を鋭く射るような、印象的な写真群
です。インドネシアの犠牲者の肖像ですが、これらは、沖縄の慰安所とも
つながっているのです。

いま沖縄で、これら旧日本軍の加害の記録と向き合うことは大きな意味が
あると思います。是非とも写真展にいらっしゃってください。

◎ヤン・バニング/Jan Banning
アーテイスト/写真家。蘭領東インド(現インドネシア)出身の両親のも
とに生まれたこと、大学で歴史を専攻したことがテーマやその手法に影響
を与える。祖父と父が日本軍による強制労働の被害者で、父を含めたオラ
ンダ人とインドネシア人の強制労働被害者をとらえた「Traces of War」
シリーズ、アフリカ・マラウイの最も貧しい人々、あるいは官僚主義や刑
事司法など、権力や戦争の陰で見えなくされてきたものを問う作品を発表
してきた。国際的に大きな評価を得ており、雑誌での掲載や受賞も多数、
国内外の美術館で作品が所蔵されている。1954年生まれ、オランダ在住。

■オープニング・シンポジウム
11月8日(日)14−17時
場所:県平和祈念資料館・大会議室 参加費:500円
トーク:川田文子さん(ノンフィクション作家)
    金平茂紀さん(TVジャーナリスト)
進行:山城紀子さん(フリーライター/元沖縄タイムス論説委員)

パネリスト
○川田文子さん:ノンフィクション作家
日本の戦争責任資料センター共同代表。在日の慰安婦裁判を支える会所属。
「慰安婦」問題がライフワークで、90年代に、インドネシアで日本軍の
「慰安婦」にされた女性たちを取材し、著書『インドネシアの「慰安婦」』
(1997年・明石書店)にまとめている。そのほか、渡嘉敷島の慰安所に連
行されたペ・ポンギさんの人生を記録した『赤瓦の家――朝鮮から来た従
軍慰安婦』(筑摩書房・1987年)をはじめ、『皇軍慰安所の女たち』(筑
摩書房・1993年)、(『イアンフとよばれた戦場の少女』(高文研・2006
年)、『「慰安婦」問題が問うてきたこと』(岩波ブックレット・2010年
大森典子と共著)などの著作がある。近著に『ハルモニの唄――在日女性
の戦中・戦後』(岩波書店・2014年)

○金平茂紀さん:TVジャーナリスト
TV記者、キャスター。在京テレビ局に1977年より勤務している。モスク
ワ、ワシントン、ニューヨークなど海外記者経験をもつ。「筑紫哲也NE
WS23」の編集長などを歴任。沖縄での取材も1987年来、継続的に行って
いる。著書に『沖縄ワジワジー通信』など。ことし4月、元「慰安婦」の
生存者をインドネシアで取材した。

○山城紀子さん:フリーライター/元沖縄タイムス論説委員
元沖縄タイムス記者、論説委員。2004年退職。フリーライターとして月刊
誌「世界」で連載。共著に「沖縄―社会を拓いた女たち」(沖縄タイムス
社刊)など。

呼びかけ人(10月13日15時現在 さらに増えつつあります)※50音順
安里英子(NPO法人「沖縄恨之碑の会」代表)、石川真生(写真家)、
糸数未希、上里清美(「日本軍「慰安婦」問題を考える宮古の会」代表)、
大城美代子(「沖縄YWCA」会長)、金平茂紀(TVジャーナリスト)、
川田文子(ノンフィクション作家)、金城まり子(フリーアナウンサー)、
成定洋子(沖縄大学准教授)、玉城福子(沖縄国際大学非常勤講師)、
霜鳥美也子、平良悦美、平良修(牧師)、高里鈴代(「強姦救援センター
・沖縄」代表/「基地・軍隊を許さない行動する女たちの会」共同代表な
ど)、原義和(TVディレクター)、ヒルデ・ヤンセン(ジャーナリスト
/オランダ)、宮城晴美(沖縄女性史家)、山城紀子(フリーライター/
元沖縄タイムス論説委員)、与儀武秀(沖縄タイムス記者)、湧田ちひろ
(沖縄タイムス記者)

主催・問い合わせ: ヤン・バニング写真展沖縄 実行委員会
 連絡先:090−4770−1009(与儀)
posted by だつげんぱつ at 13:43| 脱原発情報[情報]

【ご案内】「徹底討論 佐藤丙午vs.杉原浩司:日本の武器輸出と防衛装備庁の設置」11月24日(火)19時?21時

東京の杉原浩司です。[転送・転載歓迎]

武器輸出や「防衛装備庁」について全く逆の立場にある二人が討論する珍
しいイベントのご案内です。佐藤丙午(へいご)さんは、後ろの参考資料に
ある報告書を出した「防衛装備・技術移転に係る諸課題に関する検討会」
のメンバーの一人でもあります。
http://www.mod.go.jp/j/approach/agenda/meeting/sobi-gijutsuiten/gaiyo.html

万全の準備をして臨みたいと思っています。事前登録制(先着70人)です
ので、ご関心のある方は早めにお申し込みください。

【関連資料】
防衛産業政策の実行に向けた提言(9月15日、日本経済団体連合会)
https://www.keidanren.or.jp/policy/2015/080_honbun.html

武器輸出・「防衛装備庁」問題の関連資料・情報集
http://kosugihara.exblog.jp/21696125/

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2015年11月24日(火)に、「武器と市民社会」研究会第41回会合にあたる、
「徹底討論 佐藤丙午vs.杉原浩司:日本の武器輸出と防衛装備庁の設置」
を開催いたします。

日本政府は、2013年4月に従来の「武器輸出三原則」等に代わる「防衛装
備移転三原則」を策定し、2015年10月1日には防衛装備庁を発足させました。
今後、防衛装備庁は、防衛装備生産・移転から安全保障貿易管理まで、防
衛装備に関係する広範な役割を担うものとなります。

こうした動きについては、歓迎する立場から警戒・批判する立場まで、幅
広い反応があります。しかし、どのような立場をとるにせよ、日本の武器
輸出がどのように変わるのか、防衛装備庁という組織の実像は何であり、
どのような役割を果たそうとしているのか、私たちは注意深く見つめなが
ら討論を重ねる必要があります。

今回の研究会では、世界連邦運動協会事務局長の阿久根武志氏(当研究会
メンバー)の司会のもと、拓殖大学の佐藤丙午教授(当研究会共同代表)
と、集団的自衛権問題研究会の杉原浩司氏(当研究会メンバー)が報告し、
会場のみなさまと討論します。

関係者一同、ご参加をお待ちしております。

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「武器と市民社会」研究会 第41回会合
「徹底討論 佐藤丙午vs.杉原浩司:日本の武器輸出と防衛装備庁の設置」
http://aacs.blog44.fc2.com/blog-entry-145.html

【日時】2015年11月24日(火) 19:00〜21:00(18:45開場)
【場所】拓殖大学文京キャンパス F館301教室
【住所】〒112-8585東京都文京区大塚1-7-1
【地図】以下リンク(東京メトロ丸の内線茗荷谷駅下車徒歩5分)
http://www.takushoku-u.ac.jp/map/bunkyo.html

【登壇者】
司会:阿久根武志 世界連邦運動協会事務局長、「武器と市民社会」研究会メンバー

報告@:佐藤丙午 拓殖大学教授、「武器と市民社会」研究会共同代表
「防衛装備庁設立までの背景・経緯、同庁が目指す方向と諸課題」

報告A:杉原浩司 集団的自衛権問題研究会、「武器と市民社会」研究会メンバー
「防衛装備庁は「武器輸出庁」〜その問題点は何か」

【主催】「武器と市民社会」研究会
【参加費】無料
【参加方法】事前登録制です。2015年11月23日(月)までに、以下の参加
登録フォームにアクセスいただき、ご記入・送信ください。
https://goo.gl/PuQFtZ
※11月23日(月)より前に定員(70人)に達しましたら、その時点で締め
切ります。
※取材や撮影を希望されるかたは、事前に以下の問い合わせ先まで必ずご
連絡ください。

【お問い合わせ先】
「武器と市民社会」研究会共同代表(以下リンク)にご連絡ください。
http://aacs.blog44.fc2.com/blog-entry-2.html

【登壇者紹介】
■阿久根武志:世界連邦運動協会事務局長。2007年から事務局にて勤務。
「コントロール・アームズ」キャンペーンが提唱した武器貿易条約に関し
て、「武器と市民社会」研究会を通じて議論に参与。国連議員総会創設キ
ャンペーンや、核廃絶日本NGO市民連絡会の活動にも取り組む。グローバ
ル連帯税フォーラム理事。世界連邦運動(WFM)は政策提言型の国際NGO。国
際刑事裁判所(ICC)の加盟国を増やし、ローマ規程を充実することなどに
取り組んでいる。

■佐藤丙午:防衛庁防衛研究所主任研究官を経て、拓殖大学教授。この間、
経済産業省産業構造審議会貿易経済協力分科会安全保障貿易管理小委員会
委員、外務省参与等も務める。国際安全保障学会理事、日本安全保障貿易
学会会長、一般社団法人日本戦略研究フォーラム政策提言委員。専門は国
際関係論、安全保障、アメリカ政治外交、軍備管理。主な論文に「技術開
発と安全保障貿易管理─オープン・マーケット・アプローチと輸出管理」
『国際政治』第179号(2015)、「日米欧の通常兵器移転政策の比較」
『軍縮研究』第5号(2014)など。

■杉原浩司:1980年代半ばより市民運動に参加。PKO法反対、故・小田実
さんら阪神・淡路大震災被災者による住宅再建への公的支援を求める「市
民=議員立法」、ミサイル防衛反対運動などに関わる。この間、原発、秘
密保護法、集団的自衛権、武器輸出などへの反対運動を展開。集団的自衛
権問題研究会ニュースレビュー編集長として、安保法案国会審議ダイジェ
ストを発信。『宇宙開発戦争――〈ミサイル防衛〉と〈宇宙ビジネス〉の
最前線』(ヘレン・カルディコット他著、作品社、2009年)に「日本語版
解説」執筆。緑の党グリーンズジャパンの脱原発・社会運動担当も務める。

【参考資料】「防衛装備・技術移転に係る諸課題に関する検討会」報告書
http://www.mod.go.jp/j/approach/agenda/meeting/sobi-gijutsuiten/houkoku/01.pdf

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 杉原浩司

 携帯 090-6185-4407
 E-mail kojis@agate.plala.or.jp
 FAX 03-6312-0640
 ブログ http://kosugihara.exblog.jp/
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posted by だつげんぱつ at 00:51| 脱原発情報[情報]

2015年10月26日

【27日、中継も】「2015年安保」の意味と課題?戦争法廃止に向けて

東京の杉原浩司です。[転送・転載歓迎]

既報ですが、前日になりましたので、ツイキャス中継のご案内も含めて再
送します。

精選した資料も用意しています。ぜひご参加ください。また、遠方の方は
ぜひツイキャス中継をご覧ください。

【中継はこちらから】
http://ja.twitcasting.tv/midorino_to

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<グリーンズカフェ東京>

「2015年安保」の意味と課題〜戦争法廃止に向けて
http://bit.ly/1R4PIr0

日時:10月27日(火) 19時〜21時(18時30分開場)

会場:中野区立商工会館 3階大会議室(中野駅北口より徒歩7分)
※北口よりサンモール、ブロードウェイを抜けて早稲田通りを渡って右へ。
会議室の入口は奥にあります。
(中野区新井1-9-1、TEL 03-3389-1181)
アクセス http://www.mmjp.or.jp/rmc-jyosai/map/nakashoko.htm
※「中野のまちを考える会」で借りています。

問題提起:白川真澄さん(『ピープルズ・プラン』編集長、緑の党会員)

参考資料「2015年安保闘争について――その意味と課題(覚書 )」
http://www.peoples-plan.org/jp/uploads/2015.09_ampotoso_shirakawa.pdf

コメント:杉原浩司(緑の党 脱原発・社会運動担当、東京都本部共同代表)

資料代:一般 500円(会員・サポーター 300円)

【こちらでツイキャス中継します】
http://ja.twitcasting.tv/midorino_to

 「民主主義って何だ?」「勝手に決めんな!」「9条壊すな!」「安倍
はやめろ!」――。2015年夏、憲法違反の戦争法案(安保法案)に反対す
る巨大なたたかいが、日本列島各地に出現しました。「60年安保」「70年
安保」以来45年ぶりに、大規模な人々のうねりが起こり、安倍政権を追い
詰めました。

 従来の平和運動が幅広く連携したことに加えて、若者たちや母親、元内
閣法制局長官や研究者など多くの人々が次々と立ち上がり、「成立」こそ
許したものの、その熱と志はしっかりと持続しています。

 今回の「2015年安保」の新しい特徴と歴史的な意味は何か。その動きは
どこに向かうのか。そして、戦争法の廃止と安倍政権の退陣のために、何
が必要なのか。問題提起を受けて、参加者の皆さんと討論したいと思いま
す。ぜひ、ご参加ください。

共催:緑の党東京都本部&緑の党社会運動部
<連絡先>
東京都杉並区高円寺北2-3-4 高円寺ビル601
TEL:03-5364-9010/FAX:03-3223-0080
E-mail:greens@greens.gr.jp
http://greens.gr.jp
posted by だつげんぱつ at 23:54| 脱原発情報[情報]