2014年05月31日

「報ステ」火山リスク特集の概要まとめ

杉原浩司です。ご覧になった方も多いかと思いますが、5月30日夜のテ
レビ朝日「報道ステーション」の火山リスク特集、とても気合いの入った
ものでした。コメントも「オールスター」キャストという感じ。今後の取
り組みにも活用できる内容だと思います。以下、ツイートをもとにした概
要まとめです。ご参考までに。[転送・転載歓迎]

◆報道ステーション(5月30日)「原発審査に火山学者が異論」概要まとめ

鹿児島市吉野町、眼前に桜島。井村隆介・鹿児島大准教授が案内。錦江湾
の海底は直系20kmの巨大な窪地。カルデラ噴火の跡。「火砕流は数百度、
完全に想像を超える噴火が起こる」。姶良(あいら)カルデラは今も活動中。

井村隆介さんが案内して川内原発から2.8km地点へ。「シラス」と呼ばれ
る、固いがさらさらした白っぽい土が火砕流の跡。3万年前に姶良カルデ
ラから出た。九州電力は当初、「火砕流の痕跡は川内原発にはない」とし
ていたが、3月19日、火砕流が原発に及ぶ可能性を認めた。

規制委の火山影響評価ガイドでは「(運用期間中の原発に)火砕流到達の
可能性がある場合、"立地不適"」とされている。九電が原発敷地内に火砕
流が及ぶ可能性を認めた以上、立地不適となると思われたが「運用期間中
に噴火する可能性は低い」との九電の主張を規制委が追認してしまった。

井村隆介さんは「新規制基準では、地震の影響は十数万年レベルで検証し
ているのに、火山では数万年レベルのことすら考慮されていないのはおか
しい」と。

報道ステーションによる火山学者へのアンケート結果(34人が回答)。
「川内原発の運転に影響がない、とした規制委の判断は妥当か?」→ Yes
:5人、No:21人、その他:8人。「巨大カルデラの噴火の前兆を捉えるこ
とは可能か?」→ Yes:9人、No:17人、その他:8人。

石原和弘・日本火山学会原子力問題対応委員長「(規制委が)非常に楽天
的なのに驚いた。50年100年先にどんな状況になるか見当がつかない。火
山の場合、噴火により前兆やプロセス、噴火様式が変わる。海底にあるカ
ルデラ火山の観測はほとんどなされていない」。

藤井敏嗣・火山噴火予知連絡会会長「稼働期間内に噴火があるかどうかの
判断すら難しいのに、それがいかにもできるように書いてあるのがまずお
かしい。今(火山噴火の)中長期の予知はできない。噴火は規則正しく起
きるのではない。過去を調べて統計的に噴火を予測する手法は確立してい
ない」。

テレビ朝日の記者が会見で質問。「藤井火山噴火予知連会長は『姶良カル
デラが運用期間中に破局的噴火を起こさないと断言できない。モニタリン
グでは破局的噴火かどうか兆候は判断できない』と答えているが?」。田
中俊一規制委員長「最近の研究ではカルデラ噴火の場合、数十年前頃から
マグマが大量に蓄積する。当然、地殻変動とかが検知できる」。

規制委による火山影響評価ガイド作成の際に意見を聞かれた中田節也・東
大地震研教授「大きな噴火でも予兆が出ることは間違いないが、数年前に
わかるかと言われるとまず"不可能"だろう。モニタリングさえすれば何で
も分かるという感じでガイドがまとめられたのは不本意」。

記者の質問に田中委員長は「現時点で火山影響評価ガイドを見直す考えは
ない」としたが、規制委は巨大カルデラ噴火に関して新たな基準作成のた
めの調査を開始している。しかし、姶良カルデラは過去のデータが少ない
などの理由で調査の対象外!
posted by だつげんぱつ at 21:12| 脱原発情報[情報]

2014年05月28日

【案内】川内原発再稼働阻止院内交渉集会(5月29日14時?)

杉原浩司(福島原発事故緊急会議/緑の党・脱原発担当)です。
[転送・転載歓迎]

直前のご案内となり恐縮ですが、29日(木)午後に以下の院内交渉集会
を行います。画期的な大飯原発運転差し止め判決が出た直後の政府交
渉となります。ぜひご参加ください。

【参考】こんな動きも=「原子力ムラ」が遂に島崎委員の排除へ

規制委員候補に電力側から報酬 田中教授、50万円超(5月27日、共同)
http://www.47news.jp/CN/201405/CN2014052701002272.html

原子力規制委 新委員に2人(5月27日、NHK、動画あり)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140527/k10014763621000.html

電力会社側から研究費 最高3270万円 規制委審査会6人
(5月23日、東京)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2014052302000103.html

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川内原発再稼働阻止院内交渉集会 
〜規制委の姿勢と川内原発の再稼働審査を問う〜
http://saikadososhinet.sakura.ne.jp/ss/archives/5594

日時:2014年5月29日(木) 14時〜17時

場所:参議院議員会館 B108会議室(永田町駅)

スケジュール
 14時          集合(議員会館ロビーで通行証を渡します)
 14時15分〜15時   事前説明会
 15時〜16時半    規制庁交渉
 16時半〜17時    総括集会

内容
 ・原子力規制委員会の新規制基準と審査について
 ・川内原発審査の地震評価について
 ・川内原発審査の火山評価について
 ・川内原発審査の地質評価について
 ・川内原発の避難計画について

紹介議員:参議院 福島みずほ議員

主催:再稼働阻止全国ネットワーク
問合せ メール info@saikadososhinet.sakura.ne.jp
http://saikadososhinet.sakura.ne.jp/ss/
TEL 070-6650-5549 FAX 03-3238-0797
(再稼働阻止全国ネットワーク宛と明記)
(東京都千代田区三崎町2-6-2 ダイナミックビル5F たんぽぽ舎気付け)

◆私たち「再稼働阻止全国ネットワーク」は、新規制基準の施行日以来、
連続的にのべ9回原子力規制委員会への抗議行動を実施してきましたが、
規制委は、12サイト18基の審査を110回以上も続け、3月13日に
は先行原発の評価成績表を出し、川内原発の「審査書案」作成に着手して
います。更に5月21日には高浜原発の優先審査まで方向付けしました。
 イチエフ事故を踏まえていない新規制基準、地震対策も火山噴火対策も
プラント評価も全く不十分なまま、また避難対策も住民理解も得られない
まま、です。また、福島第一原発の放射能汚染水対策も廃炉への道も見え
ず、21日にはALPSが全系統停止となり、イチエフを全くコントロールでき
ていないまま、です。原子力規制委員会の川内原発再稼働承認は認められ
ません。

◆私達は、5月14日に、再稼働促進組織・原子力規制委員会を糾弾するた
めに、原子力規制委員会(六本木一丁目)のみならず全国の現地原子力規
制事務所にも各地の仲間が申入れをする全国一斉抗議行動を実施しました。
ところが、総計14の原子力規制事務所への申入れに対して、規制委は未
だに何ら回答していません。

◆そこで、昨年の6月、本年の1月に引き続き、国会院内に規制委を呼び、
私達の不安と怒りを伝え、規制委・規制庁の考えを知る院内交渉集会を開
催します。今回は、再稼働審査に邁進する規制委の姿勢を問うとともに、
特に川内原発について地震評価、火山評価、住民避難に的を絞って質問し
回答を得ます。

◆なお、当日は、向原祥隆さん(反原発四国ネット)、広瀬隆さん、山崎
久隆さん(たんぽぽ舎)も参加されます。21日の福井地裁による大飯原
発の運転差し止め命令の素晴らしい判決をてこに、規制委・規制庁を追求
しましょう。是非ご参集願います。
posted by だつげんぱつ at 01:40| 脱原発情報[情報]

2014年05月22日

【連続シンポ】5/24「川内原発再稼働を許すな!― 現地から訴える」

杉原浩司(福島原発事故緊急会議/緑の党・脱原発担当)です。
[転送・転載歓迎]

大飯原発運転差し止め判決、画期的ですね。以下で判決要旨が見られます。
http://www.news-pj.net/diary/1001

5月23日(金)には裁判報告の院内集会が行われます。
【院内集会】
脱原発に向けた大きな前進!ついに勝った!大飯原発差止訴訟!
http://www.datsugenpatsu.org/assembly/20140521/

この判決に真摯に向き合うべきは、川内原発を再稼働させようとしている
原子力規制委員会と九州電力、そして安倍政権ではないでしょうか。24日、
川内原発の地元で30年以上反対運動を続けてこられた荒武重信さんらをお
招きして以下のシンポジウムを行います。ぜひご参加ください。

------------------ 以下、転送 ---------------------

福島原発事故緊急会議の海棠です。
緊急会議連続シンポ第6回のご案内をお送りします。

川内原発の再稼働なんてありえない。多くの同じ思いの人たちが、地元
鹿児島で、巨大電力消費地東京で、全国各地で、再稼働をさせないため
に、知恵をしぼって精一杯動いています。私たちもその動きにつながりま
しょう!

以下のシンポジウムにぜひ、ご参加ください。
拡散もよろしくお願いします。

★ツイッター用====

【連続シンポ】第6回「川内原発再稼働を許すな!― 現地から訴える」
◆5月24日(土)18:15〜◆文京区民センター3A◆荒武重信さん(川内
原発建設反対連絡協議会)岩下雅裕さん(再稼働阻止全国ネット「川内
の家」)/福島原発事故緊急会議 http://p.tl/gQwb

拡散大歓迎!
=======================
【連続シンポジウム】第6回
「川内原発再稼働を許すな!―― 現地から訴える」
http://2011shinsai.info/node/5315
=======================

◆とき:5月24日(土)18:15〜20:45

◆ところ:文京区民センター3A
http://www.city.bunkyo.lg.jp/gmap/detail.php?id=1754
地下鉄都営三田線・大江戸線「春日駅A2出口」徒歩2分、
東京メトロ丸ノ内線・南北線「後楽園駅4b出口」徒歩5分ほか

◆発言
 荒武重信さん(川内原発建設反対連絡協議会)
 岩下雅裕さん(再稼働阻止全国ネットワーク「川内の家」 )

 原子力規制委員会は、鹿児島県の川内原発を再稼働させるための優先
審査を加速させ、5月中にも審査書案をまとめようとしています。しかし、東
電福島第一原発事故の原因究明も不十分で、事故収束のメドも立たない
中、再稼働などあり得ません。

 安倍首相がいまだに「世界のどこにも劣らないレベルの厳しい安全基準」
(5月1日のロンドン講演)と宣伝する新規制基準は、溶融炉心を貯留・冷却
するコアキャッチャーなどの重要設備が義務付けられておらず、世界レベ
ルには程遠いものです。

 また、政府や規制委は、避難計画の策定を自治体に丸投げし、責任を
放棄しています。川内原発の避難計画は、重要項目に「整備するものとす
る」との記述が目立ち、要援護者の避難手段や十分な避難道路も考慮さ
れておらず、住民に大量被ばくを強いるものとなっています。  

 さらに規制委は、川内原発周辺に林立する巨大火山のリスクを極めて
軽視しています。火山学者の警告が相次ぐ中、規制委は有識者会合の
必要性を認めたものの、再稼働審査と切り離して行うと表明しています。
火山学者の指摘に真摯に向き合い、「立地不適」の判断こそを下すべき
です。

 川内原発の地元で30年以上反対運動を続けてこられた荒武重信さん、
地元の取り組みを支援する「川内の家」を開設された岩下雅裕さんをお
招きして、川内原発の再稼働を止めるために何ができるのか、じっくり
討論します。

【主催・問合せ先 】
福島原発事故緊急会議
東京都文京区関口1-44-3 信生堂ビル2F
ピープルズ・プラン研究所気付
Tel:090-6185-4407(杉原) 090-6146-8042(かいどう)
e-mail office【@】2011shinsai.info(【】を削除してください)
fax: 03-6424-5749  http://2011shinsai.info/
posted by だつげんぱつ at 01:38| 脱原発情報[情報]