2012年10月31日

井野博満さん、後藤政志さんが「新安全基準検討チーム」第2回会合を傍聴されます

杉原浩司(福島原発事故緊急会議/緑の党 Greens Japan)です。
[転送・転載歓迎]

直前のお知らせですが、井野博満さん、後藤政志さんが本日31日
午後の原子力規制委員会を傍聴されますのでお伝えします。後藤
さんの傍聴報告Ustream配信にもご注目ください。

【関連情報】
規制委・更田委員、一定の安全性で原発再稼働容認(10月28日、日経)
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDF2600T_W2A021C1EE8000/

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【お知らせ】
本日10月31日(水)午後3時〜6時に行われる
原子力規制委員会の第2回「新安全基準に関する検討チーム」会合を

★ストレステスト意見聴取会委員を務めた
 井野博満さん、後藤政志さんが傍聴されます。

現在、国会同意さえないまま発足し、臨時国会での同意手続きさえ放
棄されつつある原子力規制委員会が、再稼働の前提となる「新安全基
準」の策定に向けた作業を加速させています。更田豊志委員のもとに
作られた「新安全基準に関する検討チーム」がその舞台です。

しかし、かつてストレステスト意見聴取会の委員を務め、今回も外部
専門家としてチームに入った阿部豊(筑波大学)、山口彰(大阪大学)
の二人の「専門家」は、原子力業界から多額の献金を受けたことが
明らかになり、「利益相反」として追及されていた人物です。こうした
人物を引き続き起用するのは、まさしく「原子力ムラ」人事そのもの
と言わざるを得ません。

そして、更田委員自らが「本来なら5年はかかる」と述べる新安全基
準づくりを、来年7月まで(基準骨子案づくりは1月中)に行うこと自
体が、「はじめに再稼働ありき」の疑念を抱かせるものです。

こうした中、31日(水)午後3時から開催される第2回「新安全基準
検討チーム」会合を、原子力に批判的な立場からストレステスト意
見聴取会委員を務めた井野博満さん(東京大学名誉教授)、後藤
政志さん(芝浦工業大学非常勤講師)が傍聴されます。

ストレステスト意見聴取会の場で、保安院主導のずさんな安全審
査を厳しく批判し続けた二人が、直接傍聴する中でその議論をど
う受け止めるのか、何を考えるのか、大いに注目すべきでしょう。

井野博満さん、後藤政志さんによる傍聴も含めて、本日31日の
第2回「新安全基準検討チーム」会合にご注目ください。

【Ustream中継:原子力規制委員会Channel】
第二回発電用軽水型原子炉の新安全基準に関する検討チーム会合
http://www.youtube.com/watch?v=50FuXbkKWc8&feature=plcp

◆なお、後藤政志さんが31日午後8時より、傍聴報告をUstream
配信されます。こちらもぜひご覧ください。
http://www.ustream.tv/channel/drgoto
(後藤政志さんブログ http://gotomasashi.blogspot.jp/

<第2回 発電用軽水型原子炉の新安全基準に関する検討チーム>
10月31日(水) 15:00〜18:00
原子力規制委員会 会議室A
(東京都港区六本木1-9-9 六本木ファーストビル13階)
議題
1 外部事象への対応について
2 設置許可基準(シビアアクシデント対策規制に係るものを除く)の策定
に向けた検討について
3 その他

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【参考】第一回発電用軽水型原子炉の新安全基準に関する検討チーム
<会議資料>
http://www.nsr.go.jp/committee/yuushikisya/shin_anzenkijyun/20121025.html
<会議映像>
http://www.youtube.com/watch?v=l8AOSrhz6Tg&feature=youtu.be
posted by だつげんぱつ at 01:31| 脱原発情報[情報]

2012年10月28日

10/30(火)正午締切【超緊急署名】拙速な防災指針に待った!被災者・市民の声も聞いて!!

杉原浩司(福島原発事故緊急会議/緑の党 Greens Japan)です。
[転送・転載歓迎/重複失礼]

阪上武さん(フクロウの会)のメールを転送します。10月30日(火)
正午一次締切の46時間緊急署名です。残り37時間、現在までの
署名数は300を超えたところだそうです。ぜひご署名ください。ツイ
ッター等でも大至急広めてください。

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原子力規制委員会が水曜日にも決めようとしている
防災指針に関する要請書の賛同を募っています
http://hinan-kenri.cocolog-nifty.com/blog/2012/10/1030-6668.html

たった1か月での防災指針の策定は拙速すぎます
被災者・市民の声を盛り込んでください
年20mSvの避難基準は高すぎます
7日間100mSvは異常に高い値です

年20ミリの高すぎる避難基準を正当化し、避難に背を向ける内容です。
福島の被災者からのヒアリングもパブコメもなしに、この水曜日にも、
拙速に決めようとしています。防災シミュレーションでは7日間で100mSv
というとんでもない値が使われています。この動きにブレーキをかける
ための要請です。

超緊急です。

今すぐクリック・今すぐ拡散をお願いします。
締め切りは一次締め切りを2012年10月30日(火)正午としています。

署名フォーム以下です
https://fs222.formasp.jp/k282/form1/

団体賛同はこちらです
https://pro.form-mailer.jp/fms/93e6d83635090

よろしくお願いいたします!

*************************

原子力規制委員会委員長 田中俊一 様、委員各位

審議開始から約1ヶ月、原子力災害対策指針(防災指針)の素案公表
(10月24日)からわずか1週間で、10月末に指針策定はあまりにも性急
すぎます。再稼働準備のために急いでいるとしか思えません。現在の
指針には、被災者も一般市民の声も反映されていません。実際に事故
が生じた場合は広く国民に影響が及ぶのにもかかわらず、パブコメも
行われません。現行のあまりに高すぎる20mSv基準をもととした避難政
策の検証・見直しが行われていないなど、多くの問題点が残されていま
す。核物質の拡散シミュレーションでは、IAEAの、7日間に100mSvとい
う異常に高い値が使われていますが、実際に福島原発事故後、政府
が避難指示を行ったのは年20mSvを超える区域でした。これを踏まえ
シミュレーションをやり直すべきです。よって、私たちは以下を要請します。

要請事項

1.福島原発事故時の防災・避難の実態を踏まえ、自治体・市民も含め
て十分に議論して下さい。

2.避難者、被災者からのヒアリングを行ってください。また、パブリック
コメントにかけて下さい。

3.30kmの重点防災対策区域(UPZ)は狭すぎます。見直してください。

4.年20mSv基準を撤回し、より厳しい避難基準を設定してください。避
難政策を検証の上、避難政策を見直してください。福島原発事故後、
避難指示の遅れにより、多くの住民が無用の被ばくを強いられました。
賠償もないままの避難を強いられた方々がたくさんいます。

5.核物質拡散シミュレーションでの7日間100mSvは異常に高い値です。
実際に福島原発事故後、最終的には年20mSvを基準に政府の避難指
示が出されました。この現実を踏まえ、もっと低い値でシミュレーション
をやり直すべきです。

☆自治体にも言おう!☆
全国原発立地自治体首長様 近隣県首長様
原発事故から住民を守るため、原子力規制委員会に上記を申し入れ
てください。

◆要請の理由◆
現在、防災指針(原子力災害対策指針)が急ピッチで策定されています。
30km圏内の自治体は、この原子力災害対策指針に基づいて、年度内に
原発事故防災計画を策定することとなっています。しかし、現在の防災指
針は下記の点で大問題です。

1.審議開始から約1ヶ月、防災指針(原子力災害対策指針)の素案公
表(10月24日)からわずか1週間で、10月末に指針策定はあまりにも
性急すぎます。

2.指針策定前に、福島原発事故の避難者、被災者からヒアリングを行
うべきです。

3.自治体、市民も含めて十分な議論を行うべきです。パブリックコメン
トも実施すべきです。冬の積雪の中で避難ができるのか等々、十分な
議論が必要です。自治体首長からも多くの戸惑いの声が出されていま
す。新潟県知事は「シミュレーションの前提や考え方を確認する必要が
ある。原子力規制委員会の委員には、住民の命と暮らしを守るという
考えが欠けている」と述べています。

4.「指針の素案」のいくつかの問題点
(1)30kmの重点防災対策区域(UPZ)は狭すぎます。
福島原発事故では60km離れた飯舘村も避難区域となりました。
原子力規制委員会が公表した被ばくシミュレーションでさえも、
30km超えても7日間で100mSvに達する地点があります。30kmに
限ったUPZとの整合性はどうなるのでしょうか。
(2)現在と同様に年20mSvの避難基準を導入しようとしていますが、
より厳しい基準を設定すべきです。福島原発事故では、この基準に
よって、多くの人々が無用の被ばくを強いられました。
(3)避難のためにあらかじめ定める基準(EALやOIL)がIAEA基
準を基に7日間100mSvと高い数値に設定される可能性がありま
す。スピーディーの活用、30km外のプルームによる被ばく対策等々、
重要な課題は先送りにされています。
(4)避難に伴う補償や「避難の権利」などについて何も考慮されて
いません。

5.7日間100mSv
10月24日に公表された被ばくシミュレーションは、風向きを平均化
するなど被ばく量の過小評価につながります。さらにIAEAの7日間で
100mSvという異常に高い値に達する地点のみしか公表していません。
実際に避難指示が出されたのは、最終的には年20mSv以上の区域
です。この避難指示の遅れにより、多くの住民に無用の被ばくが強
いられました。
7日間100mSvの被ばく量のみのシミュレーションではなく、もっと低い
値でのシミュレーションを公開すべきです。

署名 一次締め切り:10月30日正午

呼びかけ団体
国際環境NGO FoE Japan
福島老朽原発を考える会
原発を考える品川の女たち
グリーン・アクション
美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会(美浜の会)
経産省前テントひろば
福島原発事故緊急会議
再稼働反対!全国アクション


※問い合わせ※
国際環境NGO FoE Japan  tel: 03-6907-7217 fax: 03-6907-7219
担当:満田夏花(みつた・かんな)  090-6142-1807

福島老朽原発を考える会(フクロウの会)
東京都新宿区神楽坂2-19 銀鈴会館405 共同事務所AIR
TEL/FAX 03-5225-7214 
阪上 武 090-8116-7155
posted by だつげんぱつ at 23:28| 脱原発情報[情報]

2012年10月25日

【報告】第7回原子力規制委員会?問題の多い放射性物質の拡散シミュレーション試算結果など

杉原浩司(福島原発事故緊急会議/緑の党 Greens Japan)です。
[転送・転載歓迎]

満田夏花さん(FoE Japan)による第7回原子力規制委員会の傍聴
報告を転送します。ご一読ください。

なお、23日(火)に開かれた大飯原発破砕帯調査に関する有識者
会合の議事録が規制委員会ホームページに掲載されています。
http://www.nsr.go.jp/committee/yuushikisya/ooi_hasaitai/data/20121023-ooi.pdf

また、本日25日(木)13:30〜16:30には 「利益相反組」の阿部豊、
山口彰を外すことのないまま、原発再稼働に直結する「新安全基準
検討チーム」の第1回会合が行われます。傍聴される方は厳しい監
視をお願いします。Ustream中継もありますのでご注目ください。

<原子力規制委員会Channel>
http://www.youtube.com/watch?v=l8AOSrhz6Tg&feature=plcp

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みなさま(重複失礼、転送歓迎です)

FoE Japanの満田です。
昨日(10月24日)の第7回原子力規制委員会の報告です。
議題は下記の通り。
(1)新たな原子力安全規制制度の整備について
(2)原子力災害対策指針(素案)について
(3)放射性物質の拡散シミュレーション試算結果について
(4)緊急派遣訓練における委員の指摘の対応について
(5)地震・津波関係設計基準の策定について

資料は:
http://www.nsr.go.jp/committee/kisei/20121024.html

<ポイント>
○原子力災害対策指針(素案)について
年内にパブコメもなしに策定するようです。会場からは、「市民の声を
きいて」「被災者自身からのヒアリングをすべき」「避難をきっちり位置
づけて」「20ミリシーベルトの撤回すべき」などの声が。この指針をもと
に、対象自治体が防災計画を年度内に策定。再稼働のための条件
整備か?

○放射性物質の拡散シミュレーション試算結果について
福島原発事故での放射性物質の放出量が各原発から放出された場
合+出力に応じた場合。気象条件を勘案。地形は考慮せず。
大問題です。なぜ、10時間1グレイ、7日間100mSvというIAEA基準を
使うのでしょうか?また、木村(雅)さんによれば、風速などは、平均さ
れてならされてしまうとのこと。

○地震・津波関係設計基準の策定について
これもまた、シビアアクシデントと同様、7月までに策定のようです。
こんなに拙速でいいんでしょうか?

○最後に田中委員長から:
今後、原発に批判的な有識者、事故調などから幅広く有識者に参加
して意見を言ってもらうとのこと。会場からは、「NGOも加えてください
ね!」(これは氏家(雅)さん?)

下記、ツイートまとめからの抜粋です。
http://togetter.com/li/395214

新たな原子力安全規制制度の整備について、規制庁山田課長が説明。
http://t.co/a2tSFSj6 改正原子炉等規制法は、規制委設置後、10か月
以内に施行。それまでに規則等の整備が必要。「検討チーム」により、
公開の場で議論。パブコメにかける。交付・施行は来年7月

最新知見に基づく規則の実施、事業者自らによる安全性向上への取
り組みなど。原子力安全規則の原子炉等規制法に一元化する。 (原
発ゼロを目指すとしている中、原子炉の設置許可、工事計画認可など
を論じることに違和感。完全に再稼働ありきのルールづくりに見える。
10か月というのも拙速だ)

更田:実効的な規制を進めていくために必要不可欠。総合的な安全
評価というのは新たな取り組み。田中委員長:基本は事故を起こさな
いための安全規制。議題1終わり。はや。

議題2:原子力災害対策指針(素案)について http://t.co/tKOg57gZ
(相変わらず避難基準については触れず、避難による悪影響の防止
などを強調しているようにみえる。) 田中:各自治体からのご意見を
ふまえてよくなってきた。これに基づいて防災計画を各自治体がつく
るときにマニュアルが必要。

事務局:年内にEAL、OILなどを定めていく。国として自治体との調整
・協議をすすめていく。中村:明確な文章となるように指針づくりを進
めている。軸がぶれてはいけない。根拠もはっきりと。関与される自
治体の計画策定をお手伝いするサポート資料も必要。

(被災者の声をきくべき。市民の声をきくべき。パブコメかけて、福島
の現状を分析するべき、との不規則発言。どうやらパブコメにはかけ
ないらしい)

議題3:放射性物質の拡散シミュレーションの試算結果について
http://t.co/eSRRG9Ag 問題の多いシミュレーション。要注意
放射性物質の拡散シミュレーション。地形は反映されていない。福島
1〜3号機の事故で放出された量がそのまま各原発で放出された。
プラス出力に応じた放出量。米NRCが使用するMACCS2を利用。
放射性物質の拡散シミュレーションIAEA 急性症状がでる10時間で
1グレイという臓器の基準、7日間で100mSvという基準を。泊の例で
は、19.6kmのところ。指針の素案でしめしている30kmを円で。
(30km内におさまっている)
http://t.co/RSXahsNh

島崎:重要な成果が得られた。地形なども踏まえ地元が環境に適応
した避難を考えられるようにしてほしい。原発は海岸にあり海風・陸
風の影響が大きい。天候にもよる。地域、年間を通じて違う。防災
関係者の共有できる。事務局:SPEEDIによる検証も考えたい。規制
庁とJNESが共同でやった。

議題3終わり。早すぎる。所感:なぜ、IAEAの基準なのか。10時間
1グレイ、7日間で100mSvは非常識に高い値だ。また、実際に用い
られたのはICRPの基準だ。委員からこういう指摘がでなかったこと
は驚きだ。彼らは「被ばく」に関しては徹底的に鈍感な人たちだ。

次の議題:地震・津波関係設計基準の策定について
http://t.co/8Gi3p4Oo
検討チームで検討。骨子を年内。4月にパブコメ。原子力規制委員
会規則などに盛り込む。島崎:最新の知見を踏まえてなるべく厳し
いものを。これまでの指針・手引きを正しく守っていれば、定義をか
えても変わらない。いままでの指針の適用の手法が間違っている。
12〜13万年以降に動いた証拠がないとしたとしても、それが否定し
きれない場合は活断層である。(よし。)

最後に田中委員長:「独立性」は重要だが、独りよがりになってしま
ってはいけない。中立的にいろいろな意見をきく必要がある。さまざ
まな外部有識者の意見をきいて今後の委員会の活動の参考にした
い。国会事故調、政府事故調、民間事故調、在野のいろいろな意
見の人。幅広い外部有識者の意見をきいていきたい。

島崎:大切なことを5人だけで決めていくことはたいへんなこと。いろ
いろな意見に耳を傾けることは必須のこと。中村:情報を共有する
ことが大事。更田:すでにシビアアクシデント新基準については、委
員会で意見を承ることになっている。より広い議論について、有識
者の意見を求めることは必要。

※関連※
原子力規制委員会宛に質問要請書を提出
〜避難政策の見直し、大飯原発の運転停止、公安による市民の
監視をやめることなど6項目
http://hinan-kenri.cocolog-nifty.com/blog/2012/10/post-721c.html
posted by だつげんぱつ at 01:42| 脱原発情報[情報]