2011年10月11日

山下俊一の「闘争宣言」を嗤う

「Mr.100ミリシーベルト」山下俊一教授の「闘争宣言」を嗤(わら)う
〜『福島民友』(2011年6月20日)のインタビュー記事にふれて〜
                       [転送・転載歓迎]

東京の杉原浩司です。これは一人でも多くの人たちに伝えざるを得ないと
思い発信します。福島県民を被ばくから守るのではなく、被ばくを強いて
いる山下俊一教授(福島県放射線リスクアドバイザー)が遂に「闘争宣言」
を発しました。地元紙において、県民に対して。

子どもを被ばくから守ろうとする親を「利己的」とののしり、「子どもには、
海図のない放射能の海に出て、ストレスの中で自己判断する苦労をさせ
よ」と県民に説教する姿に戦慄を覚えます。

山下教授が地元紙で県民に向かってここまで語るのは、県民の分断を先
鋭化させることで自己防衛を図る戦略なのでしょうか。一刻も早くこの恐る
べき人物を福島県から永久追放し、加害責任を取らせなければならないと
決意を固めました。「我慢比べ」するゆとりはありません。

以下は、地元紙『福島民友』6月20日付のインタビュー記事の後半の抜粋
です。「 」内が山下教授の発言部分です。ぜひご一読ください。

◆県放射線健康リスク管理アドバイザー 山下俊一氏に聞く
〜収まらない放射線への不安〜
自己判断の「覚悟」必要 「われわれは福島の応援団」

山下俊一氏(やました・しゅんいち)
長崎大卒。長崎大大学院医歯薬学総合研究科長、元原子力損害賠償紛争
審議会委員(6月初めに辞任)。内分泌学、環境影響評価・環境政策、分子
生物学。世界保健機関(WHO)緊急被ばく医療協力研究センター長、日本
甲状腺学会理事長など歴任。4月から福島医大理事長付特命教授。58歳。

(略)

――20ミリシーベルトの基準について、どう考えているのか。
「100ミリシーベルトを受けた遺伝子(DNA)の傷に比べ、20ミリシーベ
ルト、1ミリシーベルトを受けた時の遺伝子の傷は圧倒的に少ない。一
方、遺伝子は修復する力があり、傷が少なければ直してしまう。国際的
な政策論で被ばくは100ミリシーベルトを超えてはならない―とされている
が、これ以下で住民の安全をいかに確保するかというとき、20ミリシーベ
ルトは厳しいレベル。事故が収束していない段階では理にかなっている。
『平時は1ミリシーベルトだから』と言われるが、現実的に(放射性物質
が降下し)それは不可能で、文科省は段階的にしか下げられないし、今
後も根拠になる」

 山下氏は講演で「福島県民の覚悟が問われている」と発言しているが、
意図が県民に伝わっていない。アドバイザー選任に関しては県議会でも
質問があり、福島大の若手研究者有志は県に要望書を出すなどした。

――覚悟とは、何か。
「福島の人は原発事故と放射能汚染で、一人では背負いきれない大きな重
荷を負った。我慢の時に誰かが重荷を背負う取り組みが必要。将来がんに
なる恐怖に対し、リスクをどう判断するか、自分自身の覚悟が問われてい
る。去るのも、とどまるのも、覚悟が必要」

――専門家でない母子は判断できないのでは。
「自分の子だけがかわいいでいいのか、利己的では解決できない。心をオ
ープンにしないと共に重荷は背負えない。チェルノブイリでは政府が情報
公開せず、政府にだまされた。国が崩壊して突然情報があふれ、住民は
不安の中で逃げろと言われた。われわれは福島の応援団で『チェルノブイ
リにするな』『人心を荒廃させない』と考えている。福島で頑張ろうという
人がボランティアで、日本全体で支援するということを、県民も理解して
もらわないといけない」

――自己判断では、原発災害の補償対象にならないのではと不安になる。
「過保護を否定はしないが、子どもには苦労をさせるべきだ。ストレスの
中できちんと自己判断する苦労。○×の答えがないグレーゾーンでリスク
と便益を判断する。海図のない海に出るのが、覚悟の意味です」

 山下氏は「政府の御用学者」の批判に強く反発し、原子力政策や政府の
現状を批判する。ただ、放射能汚染下での教育、復興を担う人材育成を強
調する山下氏の理念は、自分の家族を今必死に守りたい県民の間に浸透
できるのか。山下氏は放射線の単位などが一応知られた被災3カ月以降、
医師らに協力を求め、放射線の理解を広めたい考えだ。

「僕と県民の我慢比べだね」

………………………………………………………………………………

◆福島大学准教授有志による要望書
http://dl.dropbox.com/u/23151586/fukudai_yushi_yobo.pdf
posted by だつげんぱつ at 16:19| Comment(0) | 脱原発情報[情報]

山下俊一教授との直撃問答

東京の杉原浩司(福島原発事故緊急会議/みどりの未来)です。          

[転送・転載歓迎]

6月15日(水)午後、東京の青山ダイヤモンドホールで開かれた山下俊一
(長崎大学教授・福島県放射線健康リスク管理アドバイザー)の講演会に
行ってきました。

 http://www.nashim.org/jp/symposium/index2.html

行ったといっても、私が会場に着いたのは終了時刻前の午後3時50分。
受付で資料をもらうと、「どうぞ」と促されたのでホールの中へ。山下教授
に対する最後の質疑が行われていました。

海外メディアや大使館関係者が主な対象とのことでしたが、国内メディア
の記者もかなり参加していました。150人くらいはいたように思います。

終了後、持っていた「福島の子どもたちを守るための緊急署名」用紙を帰
りの参加者の一部に配りました。その後会場に入ると、例によって山下教
授との名刺交換タイムとなり、列が出来ていました。そこで私も、携帯で何
枚か写真を撮った後、意を決して列の後ろに。

以下は、山下教授(と脇にいた長崎大学広報戦略本部 副本部長の深尾
典男教授)と私の問答の概要です。録音したわけではなく、やり取り後の
メモに基づくものであることをお断りしておきます。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

(私)あなたは福島県で事故直後から「年100ミリシーベルト以下なら大
丈夫」と繰り返してきた。

(山下)「大丈夫」とは言っていない。「わからない」「証明されていない」
と言っている。

(私)それは最近になってからで、初期には「大丈夫」と言って県内を回っ
ていた。「大丈夫」と「わからない」は全く違う。初期に言って回った内容
が県民に浸透してしまっている。そのため、自主避難しようとする人が家
族、親族、職場などで孤立することになっている。あなたの言動が明らか
に自主避難を妨害する役割を果たしていることに気づいていないのか。

(山下)うーん。そうでしょうか‥‥。

(私)既に3ヶ月が経った。初期に言っていたことを変えているのなら、
公式に初期の説明を撤回すべきだ。

(私)「低線量被ばくに敷居値はない」というのが国際的コンセンサスに
なっているのではないか。

(山下)私もそう考えている。

(私)言っていたことと矛盾している。あなたは「CRIIRAD」(クリイラッド:
フランスの民間放射能監視団体)を知っているか。

(山下)知らない。

(私)CRIIRADを設立した一人であるミシェル・リヴァジ欧州議会議員
(緑の党)が来日したが、「フランスの退避基準は年10ミリシーベルトで
あり、子どもにはそれでも高いのですぐに避難させるべき」と話していた。

<ここで、深尾典男教授が横から介入。山下教授は移動>

(深尾)山下が福島に入って以降の10日間ほどは、非常に混乱していて、
地域の医療崩壊が起こる懸念もあった。その中で危機管理上の判断に
より「大丈夫」と言って安心させる必要があった。

(私)その判断に賛同はしないが、少なくとも現在は3ヶ月が経ち、状況
は変わっている。山下教授の初期の言動が一人歩きして、県民に浸透
してしまい、自主避難する人の足かせになっている。山下教授はそのこ
とに明らかに責任がある。

(深尾)山下は「何ミリシーベルトなら退避すべき」と言う立場にはない。
退避には、移動することの困難や退避後の生活などいろいろなリスクも
あり、総合的な判断が必要。それを決めるのは政治の役目だ。既に被
ばくしてしまった人の測定や健康管理、汚泥処理などに関して知見を提
示していくのが山下の役割だ。

(私)まずやるべきは、県民に伝わるように、公式に初期の言動を撤回・
訂正することだ。それができないなら、アドバイザーを辞任すべきだ。

(深尾)その気持ちはわからなくはない。ご意見は山下に私からも伝える。

<ここで再び山下教授に問いかけ>

(私)NGOなどがアドバイザー解任を求める署名を始めているが、辞任
される意思はないのか。

(山下)(無言)。

……………………………………………………………………………………

◆福島の子どもたちを守るための緊急署名[注:終了]
 〜避難・疎開の促進と法定1ミリシーベルトの順守を〜
(山下俊一教授のリスクアドバイザー解任も要求)
http://www.foejapan.org/infomation/news/110610.html

紙版(以下からダウンロード可能)
http://dl.dropbox.com/u/23151586/kami_kodomosyomei.pdf

オンライン署名は以下から
http://goo.gl/Hbq3Z

「福島原発のリスクを軽視している」「安全説」山下教授に解任要求署名
(J-CASTニュース、6月14日)
http://www.j-cast.com/2011/06/14098424.html?p=all

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110614-00000005-jct-soci
posted by だつげんぱつ at 16:13| Comment(0) | 脱原発情報[情報]

2011年10月06日

テスト

2011091111020000.jpg
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テストですが、このように写真も投稿出来ます。
posted by だつげんぱつ at 12:46| Comment(0) | 脱原発情報[情報]